鬼が愛したのは音柱の継子でした 【鬼滅の刃】

鬼 五 ページ5

『童磨は鬼が人間に戻れる方法知ってる？』



童磨「なーに？急にそんなこと聞いて、もし俺が人間だったらなって？」



『何でそうなるのよ笑 ちょっと気になったの。元は人間だから何かをしたら戻れるのかなって』



童磨「俺もわかんないや、、人間に戻りたいって最初の頃は思ってたけど慣れって怖いね。でも愛音といるときは人間になりたいよ。普通に生活がしたいって思うかも」



『童磨って素直だね……』



童磨「愛音に出会ったからだよ？」



そう言うと童磨は優しく頭を撫でてくれた


幸せな時間はもう終わろうとしている


私の屋敷に着いてしまった


『童磨、今日はありがとう』



童磨「こちらこそ付き合ってくれてありがとう！」



『じゃあ、また……ね』



何これ。今まで無かった感情だ。



童磨と別れるのが辛いというの？



何回この人は鬼と言い聞かせても、、鬼でもこの人は他の鬼じゃないって思っちゃう



鬼は私の大切な人を殺したんだよ？



いいの？この気持ちを許しても


童磨「何そんな悲しい顔してるの？また会いに来るよ？きっと会えるしね〜」



『か、悲しそうな顔してた？？』



童磨「うん…もう夜があけるから…行かなきゃ」




『そうだよね、、じゃまた』



童磨「愛してるよ愛音」ﾁｭｯ




童磨は額に唇を落とした。


唇にしないのは優しさなのだろうか。



『またこんなことして、、変な感情が出てくるの』




童磨「フフっ可愛い…じゃあね」




童磨はいなくなった。



また会いに来るって言ってたな



待ってるよなんて言っていいのかな



これは立派な規律違反だ



童磨が私の大切な人を傷つけたとき



私は童磨を殺せるのかしら

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