鬼が愛したのは音柱の継子でした 【鬼滅の刃】

鬼 三十七 ページ39

堕姫と炭治郎の戦闘中、禰豆子がそれに加わった。



禰豆子は大人の女性くらいになって体には痣らしきものが出ていた。



しかも再生速度が速すぎる。



上弦をもら圧倒する力。





怒りというのは時に恐ろしく感じる。




『どーすんのさ、堕姫』



たぶんこれで柱が来てしまっては確実に堕姫は負けるだろう。



まぁ、妓夫太郎は別だけど。堕姫が殺られれば妓夫太郎がくる。




これは童磨から説明された。



初見だとしたら厄介だけど、これはあの子たちと戦う覚悟はしておかなきゃならないみたい。





さてと、そろそろ善子ちゃん達が来る頃じゃない？




ほら、猪頭と黄色の頭が走ってきてる。




私はここを足止めしなきゃ。





『地の呼吸、参の型、震揺天地っっ』




ﾄﾞｫｫｫｫｫﾝ




辺りに衝撃音が鳴り響く




伊之助「っっっ！！！くっそっってめえ！」



『久しぶり〜あ、善子ちゃんは先程会ったかしらね』




私が一言発すると、寝ながら走っていた善逸が驚き目を覚ます。



善逸「さっきの話……聞いちゃったけどほんとなんだね"鬼側"についたの」



伊之助「あ？こいつ仲間じゃなかったんか？こいつは行方が分からなくなってて、それで鬼側？訳わかんねえええ！」




『鬼側とは心外だけど、大方合っているよ。鬼は憎い、、けれど童磨といる時間は幸せで誰にも邪魔されたくないの』




そんな苦しそうな顔をしないで。



殺すまではいかない。私は時間稼ぎ。



『さて、遊びましょ？』

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