鬼 三十六 ページ38
私は屋敷の屋根から屋根へと飛び移り吉原の街を見渡す。
『あれ?炭治郎じゃん、、あの様子だと鬼に気がついたみたい』
はじまっちゃう、戦いが。
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大きな音がしたからその場所へ行こうとしていたら、堕姫が街中で大暴れしてた。
『関係の無い人の命まで奪って……』
無様に散らばる血だらけの体、その近くで泣いてるのはこの人の婚約者であろう。
みんな静かに泣いてる。
『お姉さん……手首を切ってるじゃないですか。これで止血を、あとここは激しい戦場となります。鬼に見つからぬよう逃げてください…みなさんも』
私が人らしくできるのはこれだけ。
これ以上は干渉しない。
「あ、ありがとう!」
頑張って生きて。貴方はまだ幸せになれるから。
『さて、、上弦の力拝見しようかな』
堕姫と炭治郎が激しく戦いを繰り広げている。
炭治郎強くなったな。ヒノカミ神楽も習得して。
まだ体はついていってないみたいだけど。
堕姫も上弦なだけあって、隙をあたえない。
『帯で攻撃するのが主なのね、ふーん』
炭治郎は死ぬのかな、もうちょっと耐えてほしいなあ。
そう思っていたら炭治郎の太刀筋がガラッと変わった。
圧が重くなった。
別人みたいに、その様子に堕姫も不思議がる。
『でも、あんな攻撃ずっと続けていたら死んじゃうよ』
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零 月(プロフ) - 神崎さん» それは嬉しすぎる言葉です〜!! (2020年4月16日 9時) (レス) id: 972afe5177 (このIDを非表示/違反報告)
神崎 - めちゃくちゃ泣きそうになりました! (2020年4月15日 22時) (レス) id: bf878b2d72 (このIDを非表示/違反報告)
零 月(プロフ) - マカロニさん» ありがとうございます!m(*_ _)m 最後までありがとうございました! (2020年4月2日 12時) (レス) id: 972afe5177 (このIDを非表示/違反報告)
零 月(プロフ) - ゆらさん» ほんとですか??感動していただけて嬉しいです! (2020年4月2日 12時) (レス) id: 972afe5177 (このIDを非表示/違反報告)
マカロニ - 号泣しました めっちゃ面白かったです (2020年4月2日 12時) (レス) id: daf3590eea (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:零 月 | 作成日時:2019年9月27日 22時