鬼 三十五 ページ37
童磨「愛音大丈夫かなぁ〜頭に血が上らなきゃいいけど」
『善子ちゃん、もうお客様の相手はいいわ。お疲れ様、部屋に戻ってていいわよ』
善逸「分かりました、、じゃ」
蕨姫はまだ気づいてない。善逸が鬼殺隊ってことに。接触しなかったらいいけど。
とにかく私も蕨姫の元へ行かなきゃ。
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『蕨姫、少しいいですか。報告にまいりました』
蕨姫「あぁ、情報は取れたのかい」
『ほんの少しですが、この街には鬼殺隊の隊員が4人います。柱が1人と低い階級の者が3人。一般隊士の1人は善子と思われました。その程度なんですけど』
蕨姫「柱が来てるのね、フフっみんな殺してあげる」
『私も勝手ながら行動させてもらいますね、、』
たぶんだけど、ほんとに勘だけど。ここに来てる柱は天元さん。
そうだとしたら伝えなきゃいけない。
今までのお礼とそして謝罪を。
蕨姫「ふん、勝手にしなさい。貴方がいなくとも私一人で片付けれる相手なんだから」
『そうですね、、私もはやく童磨とゆっくり幸せな時間を過ごしたいので』
蕨姫「深雪….いや、愛音といったね。あの方はお前を気に入っておられる。裏切るような真似はするなよ」
『承知してますよ、堕姫』
そう言うと私は遊女の服を脱ぎ、戦えるようにいつもの服へと着替えた。
蕨姫「ほんとうならお前は美人だから喰ってやりたいけれど、卿がそがれたわ」
堕姫の声が部屋に響き、私はその屋敷を後にした。
善逸(え?どういうこと。この蕨姫が鬼ってことは分かったけど愛音ちゃんが鬼の味方?行方知れずになったんでしょ。無限列車の事件では俺たちを助けてくれて今度は敵?)
蕨姫「人の部屋で何してんだいあんた」
長い長い夜が始まった。
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零 月(プロフ) - 神崎さん» それは嬉しすぎる言葉です〜!! (2020年4月16日 9時) (レス) id: 972afe5177 (このIDを非表示/違反報告)
神崎 - めちゃくちゃ泣きそうになりました! (2020年4月15日 22時) (レス) id: bf878b2d72 (このIDを非表示/違反報告)
零 月(プロフ) - マカロニさん» ありがとうございます!m(*_ _)m 最後までありがとうございました! (2020年4月2日 12時) (レス) id: 972afe5177 (このIDを非表示/違反報告)
零 月(プロフ) - ゆらさん» ほんとですか??感動していただけて嬉しいです! (2020年4月2日 12時) (レス) id: 972afe5177 (このIDを非表示/違反報告)
マカロニ - 号泣しました めっちゃ面白かったです (2020年4月2日 12時) (レス) id: daf3590eea (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:零 月 | 作成日時:2019年9月27日 22時