鬼 二十四 ページ26
びっくりしたあああ
天元さんって昔からそう。私をからかって…ば、かり
『何で泣いてるの……決めたのに』
天元さんは私を闇の中から救ってくれた。
昔から可愛がってここまで強く育ててくれた。
愛してました、師範としてずっと。
どうか死なないで。
明日の朝には童磨がいるところに着く。
数ヶ月しか会っていないのに、とても長い時間会っていないように感じる
『いってきます…そしてさようなら』
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だいぶ歩いて今日は藤の花の家に泊まることになった。
『そういえば、私が任務放棄したら絶対探されるよなあ。ばれるかな、』
外見と着ているものを変えなきゃな、
隊服も脱がないと、、、、
『そうだ、今髪を切ろう』
腰上くらいまであった髪を切るのは名残惜しいけど、
こうしないと見つかっちゃうしね
バサバサ
『自分で切ったにしては似合ってるじゃない』
鏡に映るのは全く別人。
髪ももちろん短くしたけど目付きが前までと違うな
我ながら恐ろしいね、
童磨は私をこんなにも変えた。
責任はとってよね。
鬼殺隊としての最後の夜を迎えた。
鴉は本部に通達する恐れがあったから、少し可哀想だけど、家に置いてきた。
たぶん場所は分からないだろう。
そう思い眠りに落ちた。
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零 月(プロフ) - 神崎さん» それは嬉しすぎる言葉です〜!! (2020年4月16日 9時) (レス) id: 972afe5177 (このIDを非表示/違反報告)
神崎 - めちゃくちゃ泣きそうになりました! (2020年4月15日 22時) (レス) id: bf878b2d72 (このIDを非表示/違反報告)
零 月(プロフ) - マカロニさん» ありがとうございます!m(*_ _)m 最後までありがとうございました! (2020年4月2日 12時) (レス) id: 972afe5177 (このIDを非表示/違反報告)
零 月(プロフ) - ゆらさん» ほんとですか??感動していただけて嬉しいです! (2020年4月2日 12時) (レス) id: 972afe5177 (このIDを非表示/違反報告)
マカロニ - 号泣しました めっちゃ面白かったです (2020年4月2日 12時) (レス) id: daf3590eea (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:零 月 | 作成日時:2019年9月27日 22時