鬼 十六 ページ16
童磨「愛音を傷つける代わりに、そいつでいいや。殺していい?」
そう言うと、童磨は善逸に向けて武器である扇を振るおうとした。
『ダメに決まってるでしょっ!!!』
ザッッッ
『あああああっったぁぁ』
扇は、私の肩から胸にかけて大きな傷をつくった。
血が吹きでる。呼吸を使えば死なない。善逸にあてるつもりだったけど、私が庇ったから力を弱めたんだ。
善逸「愛音ちゃんっっっ!!……お前…………雷の呼吸、壱の型、霹靂一閃……六連」
『ぜ、ぜんいつ…勝てないよ…そいつには』
童磨「愛音、死なないで。絶対に庇うと思ったよ。そんなところが好き。また会いにるよ。じゃあね」
善逸の、攻撃は童磨の服を掠っただけだった。
炭治郎「おい!!愛音!大丈夫かっ!?意識を保て!すぐに、止血する」
伊之助「絶対に死ぬなよ!俺が運ぶ!」
善逸「俺を守ったせいで……ごめんね、ごめんね」
『こんな傷…数日で治るさ……蝶屋敷まで頼んだわよ』
そこで私の意識は途切れた。
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in 本部
鴉「カァカァーーー!!天空地 愛音、上弦の弐と遭遇!そこで肩から胸にかけて大傷を覆った!オオッタ!!上弦の弐は夜が開けるとともにキエタ!」
甘露寺「愛音ちゃんっっ…大丈夫なのかしら。しかも上弦の弐って」
煉獄「よもや……愛音のことだ。無事なはず。願うしかないな」
宇髄「愛音っ!?くそ……何で上弦の弐が、あんな村にいたんだよ……」
その日、本部は緊張感で溢れかえっていた。
音柱はただただ、愛音の無事を願うしかなかった。
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零 月(プロフ) - 神崎さん» それは嬉しすぎる言葉です〜!! (2020年4月16日 9時) (レス) id: 972afe5177 (このIDを非表示/違反報告)
神崎 - めちゃくちゃ泣きそうになりました! (2020年4月15日 22時) (レス) id: bf878b2d72 (このIDを非表示/違反報告)
零 月(プロフ) - マカロニさん» ありがとうございます!m(*_ _)m 最後までありがとうございました! (2020年4月2日 12時) (レス) id: 972afe5177 (このIDを非表示/違反報告)
零 月(プロフ) - ゆらさん» ほんとですか??感動していただけて嬉しいです! (2020年4月2日 12時) (レス) id: 972afe5177 (このIDを非表示/違反報告)
マカロニ - 号泣しました めっちゃ面白かったです (2020年4月2日 12時) (レス) id: daf3590eea (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:零 月 | 作成日時:2019年9月27日 22時