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私は死にたがりでございます。
死にはしませんが、死にたがりでございます。
私は友人とこんな話を致しました。
『お前は私より先に死んではいけない。私が先に死んでトリップするんだからね？分かった？向けがけは無しだ』
「何だよそれ。うーん、どうしようかねぇ」
『ダメだよ。私より先に死んではダメだよ。私が先にこんな世界から逃げるんだ』
「えぇ」
『君は私が死んだ時、私が好きなものでも墓に添えてくれ。君が先に死んだら私は泣かなきゃいけないだろ？』
「へぇ〜」
全く取り合ってはくれなかったが、いい友人だ。悪いことを言ったね。だけど私は寂しがりの泣き虫だから、ごめんね。
君も意外と弱いから、悪いことを言ったね。
けれど私より先に死んではいけないよ。
君は強く見える人だけど弱いから。なんて、私がここに書いたことがしれたなら、死んだ後でも殴られてしまうね。
死なれては困るのだ。
だから、死ぬなら私より後に死んでくれ。私はまだ死ねないから。
きっと死にたいだの辛いだの、とくに辛くもないくせに騒ぎながら、ズルズルと生きながらえるだろうからね。
私の後と約束すれば、友人もズルズルと死ねずに生きるでしょう？
最低でごめんね。でも許してね。
それでも、私は本当に友人が死にたいと言ったなら正直に言おう。
【私が死んでも変わらないでしょ？！】
____当たり前じゃない。君が死んでも世界は回る。当たり前じゃない。
____それでも一つ言ってやろう。私は悲しむぞ。私は泣いてやる。お前が死ぬと、私の日常が変わっちまうんだ。
昔のいい思い出でございます。
私が死んでも、君が死んでも、人一人死んだところで世界は何も困らないでしょう。
それでも、ひと一人の為に、お前は生きねばなりません。
そう言いました。
きつい呪いでしょう？
だから、大切な人が消えたなら、それこそ消える思いにならなければならない定めなのです。
だから、私も友人も、死にたくても苦しくても辛くても、生きねばなりません。
どうせ二人して臆病者ですからね。
死ねないことを分かっていて、死なないことを分かっているのです。
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魅月 桜花(プロフ) - 弓月さん» そうですね。辛いことがまたあったら相談に行かせてください。あなた様も何かありましたら私は絶対ボードにてお返事いたします。優しいお言葉、本当にありがとうございます。コメント、本当に嬉しかったです。 (2018年6月8日 20時) (
レス) id: bb7045b574 (このIDを非表示/違反報告)
魅月 桜花(プロフ) - 弓月さん» 私と同じような環境の方も確かにいるんですね。コメントありがとうございます。偽善なんて思っていませんよ。それに、偽善かどうかは私にとって対して大切ではないのです。どんな理由であり、手を差し伸べてくださっているのですから。 (2018年6月8日 20時) (レス) id: bb7045b574 (このIDを非表示/違反報告)
弓月(プロフ) - 偽善だと思われると思いますが…何かあったら、私にも相談してくれませんか？頼れる人がいるというのが、相談できる人が1人でも多い方が少しでも…あなたの心を軽くできるのではないかと思いましたので…あ、無視してくださっても構いません (2018年6月8日 19時) (レス) id: 32509f2cb7 (このIDを非表示/違反報告)
弓月(プロフ) - 私は今、中学生ですが家族に天才と言われる者が私以外に大量にいます…。私は家族の中で孤立しています。理由は…コメント欄ですし、言いませんが。とにかく、私以外にもそういう方がいると知り、少し心が軽くなりました。 (2018年6月8日 19時) (レス) id: 32509f2cb7 (このIDを非表示/違反報告)
魅月 桜花(プロフ) - 曼珠沙華さん» 実際、この小説であなた様に何かを伝えることができましたから。もし、何か聞いて欲しいことがあったらいつでもボードに来てくださいね。無理にではないですよ。ただ、私はこの小説であなた様を含めた読者様に話を聞いていただいてるので。 (2018年2月28日 16時) (レス) id: bb7045b574 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：魅月 桜花 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/c1f02e14681/
作成日時：2018年1月22日 16時
