人間のクズ。

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馬鹿馬鹿しい。

未だに、私は分からない。


私は消えてしまいたい。それでも生きる。生きなければならない。


ある方が私に言ってくださった。

【生きてること。それだけで充分な努力家だよ。それだけで、強いと思う。】


そう言ってくださったのです。こんなクズにはありがたい言葉であります。


人はどうしても、誰かに必要だと言われたいもの。特別な存在になりたいもの。


そうなんです。そうでなければ辛いのです。苦しいのです。恵まれた環境であっても誰しもが必要とされ、愛されることを望むでしょう。



強欲ですが、これが人というものでしょう。
それが当然なのでしょう。




あぁ、私は一番ではありません。
一番にはなれませんでした。





それでも、嘘か、善か偽善かはともかく、救われる言葉ならばなんでもいいのです。


善悪の判断など、それこそ簡単に出来やしない曖昧なものでしょう？




つまりは自分が救われれば、救われなくとも自分が「善い」と思えたなら善いのです。

まぁ、さすがに犯罪などはいけませんがね。





強欲で悪いなんてことがあるだろうか？

愛されたがりで悪いことがあるだろうか？

どんなに工夫をしても楽しめないことがあるのは罪だろうか？





いいや、違う。違うさ。違くなければいけない。私がそう思ったからそうなんだ。
何故ならこれは私の人生だ。






そうさ。100%の満足なんて誰がしてやるものか。80%の疑問と不満と後悔だ。20%の喜び感動だ。


何が悪いかこの人生。悪いさ、悪い。

そうかそうか。だからなんだ？私はクズだぞ。雑草より劣る。だからなんだ？




あぁ、明日も辛い。今日も辛い。

恨むぞ人生。


自分よ、今すぐ過去の自分に泣きながら殴ってやりたいものだろう？


過去を悔やんで何が悪い。前向きでなくて何が悪い。逃げ腰で何が悪い。

全てが悪い？


何それ酷いなぁ〜





だからなんだ？それが私の生き方だ。


私は恥だらけの人生、晒したぞ。まだまだ晒せる。



なぁ、かつて私を見下した者よ。


お前がいう通り私はつまらぬ人間だ。


けど、君よりはよっぽど悩み、苦しみ、考え、恥の中でも深い生き方だ。

かつて君は私につまらぬ人間だと言ったけどな、君よりよっぽどドロドロとした刺激的な人生さ。





空っぽな君より何倍も素敵だと思うね。

なんてね。


でも思う。君よりよっぽど私は頭がいいのだよ！





さぁ、君は知らないだろうね。





ほらほら。内心君を負かして笑ってやってるぞ。



そう。それでいい。
そんなもので十分ですよ。

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