クリスマス前の喫茶店４ ページ44
＿＿
「なっ…なっ…！？」
「え…！？」
「あ？」
私に続いて強欲の二人も驚きの声を漏らす。そう、来た客とは私の知り合いすぎる５人。クロ、桜哉、椿、御園、御国さんだったのだ。
ば、バレてた！？ならこんな人数で来る分けねーもんな！クッソ、クロに勘ずかれてた！？
「五名様ご案内です！！」
ロウレスが揉み消すように声を張り上げる。な、ナイスフォロー。そして、私にそっと耳打ちをした。
「オレとリヒたんでサポートするから、絶対サプライズパーティだけは知られないようにするんスよ！」
「ありがとう！合点だ！」
とにかくあの５人は避けよう。注文はボタンのあれで呼び出すヤツだし、私じゃなくても平気だもんね。
上手くいけば接触しないですむ！いける！
「あ、城田Aー！注文決まったからちょっと来てよ」
ふざけんなよ！ボタン押せよ！！！ロウレスは？駄目だ女に捕まってる！リヒトさんは…も女に捕まってる！女怖いな！？
でもサプライズと悟られなければ…、クビにならなければ大丈夫だし。敬語気を付けないとな
「え、っと……ごちゅっ」
私が噛んだことにより、５人の体が一斉に羽上がった。や、やっちまった…。
「ご、ご注文はお決まりですか…？」
涙目で震えながら聞くと、５人は私が噛んだことは気にせずに注文を言い出す。触れないでくれてる、ありがたいな
「…オレは…コーラ…、で頑張れ」
「じゃあオレは…レモンティーで頑張って」
「あ、僕はコーヒーと、このケーキで頑張って」
「フォンダンショコラと、アイスティーで頑張れ」
「あ、じゃあオレはロイヤルミルクティーで頑張って、Aちゃん」
注文をとってしぶしぶと戻るとボロボロになったリヒトさんが息を切らして立っていた。女の人達にやられたんだろうなぁ、同情。
「で、注文は？」
「あ、はい。
コーラ一つと、レモンティー、コーヒーと抹茶ケーキにフォンダンショコラとアイスティー、ロイヤルミルクティーと…
頑張ってを５つ」←
「何応援してもらってんだ」←
そう返したリヒトさんに苦笑いをした。その後ロウレスも女の人達から注文を取り終わって戻ってくる。大変だな、イケメンってヤツも。
「どうッスか？大丈夫そう？」
「わからない…ただちゃんと働けるか心配だよ…はは」
知り合い相手に注文で噛むとか…これだから堅苦しい敬語は苦手なんだ
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志吾(プロフ) - 珀弥さん» ありがとうございます！もう一回言います、ありがとうございます！！そんなに言って貰えて光栄です！本編もよろしくお願いします！ (2014年12月27日 18時) (
レス) id: f062d4abc7 (このIDを非表示/違反報告)
志吾(プロフ) - まいまいさん» ありがとうございます！こちらこそリクありがとうございました！とても楽しく書かせてもらいました！！本編もよろしくお願いします！ (2014年12月27日 18時) (レス) id: f062d4abc7 (このIDを非表示/違反報告)
珀弥 - 面白いです!!!!!!もう一回言います、面白いです!!!!!!本当はもっと言いたいんですけど何回になるかわからないんで止めときます(苦笑い) (2014年12月26日 13時) (レス) id: 9cb79f417c (このIDを非表示/違反報告)
まいまい - ありがとうございました！すごく素敵なお話さすがです！クロ大好き野郎なのですが、強欲組に目覚めそうです...！リヒたんもロウレスも良いやつすぎる...っ！！これからも更新楽しみにしてます！頑張ってください！！ (2014年12月25日 13時) (レス) id: f4418b60b2 (このIDを非表示/違反報告)
志吾(プロフ) - 華さん» ありがとうございます！！じゃあ私はリヒたんの下僕にいいいい((刺 (2014年12月25日 4時) (レス) id: f062d4abc7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：志吾 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/c1ec8b99301/
作成日時：2014年11月11日 20時
