そんなｉｆの世界３ ページ38
＿＿
もしも、
夢主ちゃんが強欲のサブクラスだったら？
＿＿
「もう嫌だああああ！！！」
とあるホテルの一室で響く叫び声。その叫び声は空しく、その部屋に消えた。その叫び声の主は何と今回は吸血鬼設定の私、Aのもの
「…いや…、あの…す、すみませんッス…」
「謝るくれぇならやめてくれる！？これ毎度処理すんの私なんだよ！？」
あはは、と申し訳なさそうに頭を掻くのは私の従えるサーヴァンプのロウレス。
そしてベットの上にムスッとした顔で座るのはそのロウレスの主人のリヒトさん。
まーた、ロウレスとリヒトさんのケンカだ。部屋はボロボロ。所々クレーターのような凹みがある。最悪。
「リヒトさんも、あの…ロウレスとのケンカは控えてください…。私が困るので…はは」
「あのクズネズミが悪い」
「ロウレス謝って」←
「A！？天使ちゃんに甘すぎじゃないッスか！？」←
ここはリヒトさんの機嫌を優先的に治さないとまた面倒なことになるんだよ、わかれよ全く。
とにかく血まみれのシーツ、服、カーペットは洗濯して…何とかなるから漂白剤とかいいカンジの洗剤を…。
修理費はクランツさんが何とかしてくれるし、後この散らかった部屋の掃除。これは全部私が処理しなければならない。
全くめんどくさい。
そして私のサイフのダイエットはもう十分だから。スリムすぎて死ぬから、私のサイフ←
ベットに座っているリヒトさんに包帯を巻いていると、ロウレスが後ろからぐたー、と寄りかかってきた。
「重ぇよロウレス、離れろよ」
「えー、嫌ッスよぉ。こうしないとA、リヒたんにばっか構うんスもん」
ぶすー、と拗ねた表情をしてさらに私に体重を預けるロウレス。まあ、いつものことだから慣れたのだが。
「Aが困ってるだろーが離れろ、クズ死ね」
「な…！別にAは困ってないッス！リヒたんこそ包帯くらい自分で巻いたらどうですかぁ！？」
「Aがやりたいって言ったんだ」←
「いや流石に言わないからね！？」←
いや、もう何。
「「A！今日デートしよう！」」←
「いや待って何でそうなった！？」←
しばらく考えてから私は全てを絶望した顔で言った。手でお金の形を作り、こう言った
「じゃあ、これ次第で…」
結果
とにかく苦労する
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志吾(プロフ) - 珀弥さん» ありがとうございます！もう一回言います、ありがとうございます！！そんなに言って貰えて光栄です！本編もよろしくお願いします！ (2014年12月27日 18時) (
レス) id: f062d4abc7 (このIDを非表示/違反報告)
志吾(プロフ) - まいまいさん» ありがとうございます！こちらこそリクありがとうございました！とても楽しく書かせてもらいました！！本編もよろしくお願いします！ (2014年12月27日 18時) (レス) id: f062d4abc7 (このIDを非表示/違反報告)
珀弥 - 面白いです!!!!!!もう一回言います、面白いです!!!!!!本当はもっと言いたいんですけど何回になるかわからないんで止めときます(苦笑い) (2014年12月26日 13時) (レス) id: 9cb79f417c (このIDを非表示/違反報告)
まいまい - ありがとうございました！すごく素敵なお話さすがです！クロ大好き野郎なのですが、強欲組に目覚めそうです...！リヒたんもロウレスも良いやつすぎる...っ！！これからも更新楽しみにしてます！頑張ってください！！ (2014年12月25日 13時) (レス) id: f4418b60b2 (このIDを非表示/違反報告)
志吾(プロフ) - 華さん» ありがとうございます！！じゃあ私はリヒたんの下僕にいいいい((刺 (2014年12月25日 4時) (レス) id: f062d4abc7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：志吾 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/c1ec8b99301/
作成日時：2014年11月11日 20時
