吸血キングゲーム１５ ページ32
＿＿
「お…」
呟いたのはクロだった。次はクロが王様かぁ。何の命令するんだろう。
私も巻き込まれないようにしないとな、しっかり隠さないと。
「７番。三番とポッキーゲーム」
「そんなに私の見えやすいか！？」←
ぐぐぐ、何故私ばかり狙われる…。唯一の女子だからってそんなにも赤面製造機なわけではないというのに！しかもあの椿だぞ！？
「椿？」
「あ、うんごめん。じゃあやろっか？」
おお？何だろ、椿ちょっとボーっとしてたような…。確かにもう夜だけど…。まだ寝るには早すぎる時間だぞ？
御園ですらまだ寝てないし。
「椿どっち派？」
「僕はどっちでもいいよ？ここは女の子が決めないとね」
「え。じゃあチョコにしよ」
そういって私はチョコのポッキーを一つ取り、そのままくわえた。何か、椿がイケメン発言したような…。
んん、気のせいということにしておこう。
それにしても、
「椿？」
まだ来ない、とはどういうことだ
「…ごめんじゃあ、…失礼、します」
つつつつ椿さあああああん！？←
何！？敬語！？あの椿が！？私のこと永遠の０とか嘲笑ってる椿がああ！？
つまり、椿は少なからず照れてるってこと？
何これ、私ただのデレ製造機じゃん←
少しずつ、短くなっていくポッキー。後、少しで唇が触れそうになった瞬間
「……駄目」
そう言ったクロが私と椿を強引に引き離した。
「ぐおう！？」
相変わらず私の口からは女子力の欠片もない悲鳴が上がる。周りを見れば桜哉、御園、ロウレス、リヒトさんも今にも飛びかかって来そうな態勢だった。
すると、ニヤニヤと口を歪めた椿が冷やかすような口調で喋りだす。
「なぁんだ、後少しで城田Aの唇奪えたのになぁ？」
「うぐっ！？」
椿のその言葉で私ほ頬を一気に赤く染めた。そして反逆罪組の５人は一気にぎゃあぎゃあと椿に文句を言い出す。
まぁ、どちらにせよ、椿は反逆罪で失格にはならなかったのだ。
．
．
割り箸が集め終わった後。椿が浴衣で顔を隠して、呟いた言葉は気のせいだろうか
．
．
「＿＿はあ…、よかった…」
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志吾(プロフ) - 珀弥さん» ありがとうございます！もう一回言います、ありがとうございます！！そんなに言って貰えて光栄です！本編もよろしくお願いします！ (2014年12月27日 18時) (
レス) id: f062d4abc7 (このIDを非表示/違反報告)
志吾(プロフ) - まいまいさん» ありがとうございます！こちらこそリクありがとうございました！とても楽しく書かせてもらいました！！本編もよろしくお願いします！ (2014年12月27日 18時) (レス) id: f062d4abc7 (このIDを非表示/違反報告)
珀弥 - 面白いです!!!!!!もう一回言います、面白いです!!!!!!本当はもっと言いたいんですけど何回になるかわからないんで止めときます(苦笑い) (2014年12月26日 13時) (レス) id: 9cb79f417c (このIDを非表示/違反報告)
まいまい - ありがとうございました！すごく素敵なお話さすがです！クロ大好き野郎なのですが、強欲組に目覚めそうです...！リヒたんもロウレスも良いやつすぎる...っ！！これからも更新楽しみにしてます！頑張ってください！！ (2014年12月25日 13時) (レス) id: f4418b60b2 (このIDを非表示/違反報告)
志吾(プロフ) - 華さん» ありがとうございます！！じゃあ私はリヒたんの下僕にいいいい((刺 (2014年12月25日 4時) (レス) id: f062d4abc7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：志吾 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/c1ec8b99301/
作成日時：2014年11月11日 20時
