吸血キングゲーム１３ ページ30
＿＿
「王様だーれ＿」
「ちょっと待ったああ！！！」
をさ遮って声を張り上げたのはロウレスだった。そして、割り箸を全部束ねて取り上げてそれで椿をびしっと指した。
え、何？何があったの
「椿！あんたの革命もここで終わりッスよ！！これ、
＿＿王様ないじゃないッスか！！」
え
「「「はあ！？」」」
皆の視線が一斉に椿に向いたものの、椿は今だ楽しそうに口元を歪めてニヤニヤとしている。
あ、確かに王様ない。全部番号じゃん
そりゃ誰にも王様当たらないわ、王様の割り箸を椿が予め持っていてすり替えればいいんだもの
「………あはっあははっあはははははははっはははははははははっあはっ
あー、バレちゃった☆」
な、なんだと
じゃあ
「私の番号がわかったのは何でだよ」
「だって君ちゃんと隠さないんだもん」
「ちっくしょ凡ミスだ」←
そんなことあっていいのか
「貴様ぁ！！ふざけた真似をしてくれたな！！貴様がゲームから除外されるべきだ！今すぐ帰れ！！」
そりゃあんな恥ずかしい思いさせたわけだし、御園は怒って当然だろう。バンっ！と机を叩き声を張り上げる。
「み、御園？まぁ、落ち着いて…」
リリイはそんな御園を宥める。反逆罪組の殺気がハンパじゃないな
「消えろ、ぶっ飛ばされねーうちにな」
「ここばかりは天使ちゃんに賛成だ……」
リヒトさんの殺気交じりの言葉にあのクロが賛成した。な、なんだと……あのクロが
「えー？どうしよっかな？」
「貴様っ まだいる＿」
「別に椿さんがいてもいいですよ」
御園の言葉を遮ってそう言ったのは桜哉だった。反逆罪組も意外そうな視線を向けている。勿論私もだ。
桜哉…。そうだよね、いくら酷い仕打ちさせられようが自分のところのボスだもんね、追い出すなんて＿
「ただし、条件として脱落組の復活。そして、割り箸を引いたら皆隠さないで見せること。反逆罪のルールもあり。
本当の王様ゲームを教えてやる」
やり返す気は満々だった。
「あはっあははっははははっ 桜哉にしては面白いルール考えつくねー？いいよ、それで」
「え、椿いいの？アイツらやり返す気満々だよ？」
「うん、勿論。受けてたつよ」
＿＿
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志吾(プロフ) - 珀弥さん» ありがとうございます！もう一回言います、ありがとうございます！！そんなに言って貰えて光栄です！本編もよろしくお願いします！ (2014年12月27日 18時) (
レス) id: f062d4abc7 (このIDを非表示/違反報告)
志吾(プロフ) - まいまいさん» ありがとうございます！こちらこそリクありがとうございました！とても楽しく書かせてもらいました！！本編もよろしくお願いします！ (2014年12月27日 18時) (レス) id: f062d4abc7 (このIDを非表示/違反報告)
珀弥 - 面白いです!!!!!!もう一回言います、面白いです!!!!!!本当はもっと言いたいんですけど何回になるかわからないんで止めときます(苦笑い) (2014年12月26日 13時) (レス) id: 9cb79f417c (このIDを非表示/違反報告)
まいまい - ありがとうございました！すごく素敵なお話さすがです！クロ大好き野郎なのですが、強欲組に目覚めそうです...！リヒたんもロウレスも良いやつすぎる...っ！！これからも更新楽しみにしてます！頑張ってください！！ (2014年12月25日 13時) (レス) id: f4418b60b2 (このIDを非表示/違反報告)
志吾(プロフ) - 華さん» ありがとうございます！！じゃあ私はリヒたんの下僕にいいいい((刺 (2014年12月25日 4時) (レス) id: f062d4abc7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：志吾 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/c1ec8b99301/
作成日時：2014年11月11日 20時
