【SERVAMP】 平凡系女子な私の巻き込まれた戦争に横やりが入ると一帯誰が予測しただろうか←

異変７ ページ20

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「ゲーム機」

「当然」

「宿題」

「思い出させんな」

「ONEPIECE全８２巻」

「持ってく」

「宿題置いてくのにそれよりも圧倒的に場所取るONEPIECE持ってくお前何なの」





クロが言った物を私が持ってくか決めてドンドン荷造りを進めていく私達。うるさいな、ONEPIECEは皆大好きだろ

どうやって全８２巻を詰め込むか悩んでいると、突然玄関の方から「なんだてめえら……っ！？」「ぎゃー！ちょっと何す……あー！！」と、強欲二人の悲鳴が聞こえてきた





「え？何だ？海軍でも来たか」

「ここ陸だからそれはない」





私が玄関を向きながらぽや、と呟くとクロがズバリとツッコんできた。そしてごそごそと棚を漁っていたクロが「教科書」と唱えてきたので「マジやめろ」と返す

すると次に、「全然穏便に済んでないじゃねえか」と、ため息交じりに呟かれた言葉が耳に入ってくる。振り向くとＣ３の車守さんが壁に寄りかかって立っていた。Ｃ３の人達って日本の憲法知ってるのかな





「おい、そろそろ準備できたか？」

「ちょっと待ってください。ONEPIECE(全８２巻)が入らなくて」

「向こうで用意してやっから置いてけバカ」





もういっそのこともう１つお泊まり用バックを持ってこようかと思ったが、向こうで用意してくれるらしい。Ｃ３ってすげえなあ、全部買ったら結構いくだろ、と思いながらチャッチャと必要なものを詰め込む。ちなみにクロ ゴリ推し、勉強道具は一切入ってない

お前本当に学生か……？、というクロの呆れ声が聞こえてくるが無視。高１の頃なんて大体こんな感じだろ、問題ない





「そう言えば、ユミー、車森さん」

「ん？」

「誰がユミーだっつの」



「憲法って知ってますか」

「「正直すまんかった」」




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