お兄ちゃん３ ページ30
＿＿
「俺は君より先にこの戦争に乗っかってるんだ。君より『覚悟』はあるつもりだよ。
『何をしてでも生き残る』覚悟がね
覚悟がないなら吸血鬼なんて手放すべきだと思うよ」
ガラリ、と空気が変わる。
覚悟。
あのときの私は、そんなの軽く考えていたが、今ではかなり重い言葉だ。
頭の中でそんなことを思い浮かべながら、私は膝まずいてこう言った。
「頼む…私にリードを教えてくれ…！」←
はい、わかる人はわかると思います。
世は大海賊時代、緑髪剣士君の言葉です。
ちょっと改造したけど。
すると同志は「ブハッ」と吹き出してから、キリッとした表情に戻してノッてきた。
「分からんな…俺をまだ敵と 見定めて、なぜ俺に頭を下げ教えを乞 う？何の為にだ！！」←
「お前を越えるため…！！」←
すると私はガバッと起き上がる。
パァンっと大きな音が響いた。
私と同志がハイタッチをした音だ。
「同志いいいい！！やっぱノッてくれると思ったよ！」←
「あそこであの名言持ち出すあたりやっぱ美人ちゃん普通じゃないね！」
「まぁ、私がよければ全て良しって言うじゃん？」←
「酷く理不尽な『構成』」←
異常なテンションのまま、私と同志がはっちゃけ倒した後、私は空気を変えた。
「……だけど私は殺さない。私が持つのは『守る覚悟』。
アンタの殺す、ってやり方が全てじゃないと思う。きっと殺す以外にも方法はあると思う。
なるべく、誰も殺さないで終わりにしたい。甘いってのはわかってるけど…」
「…本当に俺に頼んでる？」
「うん」
「俺性格悪いよ？」
「イエス」
「俺結構嫌な奴よ？」
「OK」
「ほんと＿」
「しつこい、お前お口ミッフィ」←
真顔で返すと同志はしばらく体をガクガクと震わせていた。そんなに怖かったですか。
てか何でクロ私が頭下げてる間にゲーム再開してんの、もうお前マジ残酷な天使のテーゼ←
「アンタ、私のこと助けてくれたし。悪い人じゃないはず」
「やーだな子供って単純でー」
そう言って私の頭を頭を撫でる。
不満気な顔でジト、と睨むとすぐやめてくれたが。
「ごーめんごめん。でも信念のある子は好きだよ俺は！
じゃ、自己紹介しようか！名前は意図的に隠してたんだけどね！
＿有栖院御国だ、よろしく。いつも御園と仲良くしてくれてありがとうね」
叫びました←
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ナイトメア - 続き読みたいです楽しみです (2019年5月6日 6時) (
レス) id: 0db46790fe (このIDを非表示/違反報告)
アヤノ(プロフ) - 拭く←間違えてますよwww (2016年9月8日 2時) (レス) id: f323d1774a (このIDを非表示/違反報告)
アヤノ(プロフ) - お兄ちゃん5のとこでコーラーを吹くってなってて吹き出しましたwww (2016年9月8日 1時) (レス) id: f323d1774a (このIDを非表示/違反報告)
雪衛門*： - キャラ設定がめちゃ面白くてまた、読みやすいです！後、夢主ちゃんのイラスト描かせていただいてもよろしいでしょうか？？ (2016年8月15日 12時) (レス) id: 8141511487 (このIDを非表示/違反報告)
*誇乃蜜柑*(プロフ) - めちゃくちゃおもろいです笑笑 作者さん黒バスも好きですか？笑ちょくちょく出てきて嬉しい((← (2016年8月8日 13時) (レス) id: 4847510daf (このIDを非表示/違反報告)
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