アリスインザガーデン５ ページ35
＿＿
ロリコンには堪らない部屋だな。ショタコンも大歓迎だ←
え、と言うか何。この部屋
「まさか、リリイの子？｣
「いえいえまさかー」
私が呟くと後ろからリリイがニコニコ笑いながら否定する。
え、何いつの間に後ろに……マジかこれあれか。色欲ディレクションですか。ミスディレクションならぬ←
リリイが部屋に入ると子供たちが「おかえりー」などとリリイに声をかける
そして御園が向こうで「やめろチビ共ッ僕は今忙しいんだッ」と照れながら声をあげていた。
「この子達は私のサブクラス。先程のユリーとマリーも含めて、皆吸血鬼ですよ。」
え、そうなの。
「椿の勢力はこの子達のような下位を殺してまわっています
今週わかっているだけでも二人、殺られました」
リリイが説明を終えると御園が私に言った。
「貴様はチェスを知っているか。ゲームが進むにつれて盤上からコマが減っていくだろう
キングさえ残っていれば勝ちだ。
…僕は現実もそうであってはいいとは思ってないんだよ！
僕は王座に座るのは守られるためじゃない。だから僕には力が必要だ。
より大きな力が＿」
御園がそこまで言うと双子が私達に攻撃をしてきた。ちょ、柱抉れてるんですけど。
横を見るとクロは「降参降参」と白旗を降っていた。おい、私にも分けろ。←
「貴様は何のためにその力を使う？
一人のサーヴァンプにつき主人のイスはひとつ。そのイスに座る覚悟と理由があるのか？
ないなら僕に渡すべきだ。…貴様は、何のためにサーヴァンプの主人になった？｣
｢｢城田A、孤独なアリスを助けてくれる？｣｣
…私がしたいこと
アンタがしたいこと
シンプルに考えれば
「アンタにクロはあげない。
私は…、私が力を使う理由は＿」
そこまで言うと、双子の後ろの柱が折れた。
え、理由を言うなってか！？←
「リリイ…ッ」
「クロッ！めんどくさがったら夕飯抜きだからねッ」
私が双子を助けようと飛び出す。
そしてふくらはぎ辺りに小さな痛みが走った。
手の範囲に届く全てを、守りたいだけ＿
そんなことを考えていると、ゴトン、とクロが柱の瓦礫を置く音が聞こえた。
あ、私今双子を抱き締めてるけど、ロリコンじゃないからね←
＿＿
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月永レオ - 面白いです!更新頑張ってください♪ (2018年4月15日 12時) (
レス) id: 939673e8ca (このIDを非表示/違反報告)
凛(プロフ) - 赤面クロちゃん、ぐうかわでした！www (2016年11月5日 13時) (レス) id: 2dce2a0e0c (このIDを非表示/違反報告)
マユ(プロフ) - お話は凄く面白いです。どんどんハイスピードで読んでしまう程。ただ、一点気になったのが、夢主ちゃんのイラストリンクが切れていらっしゃるようなのですが・・・。ご確認頂けたら幸いです。 (2016年10月26日 2時) (レス) id: 8269849f0f (このIDを非表示/違反報告)
loss - 面白かったんですが、作中の矢印は流石になくした方が良いと思います…。そこだけが残念で…。すいません。内容としては面白いと素直に思いましたのでコメントさせて頂きました。 (2016年9月26日 17時) (レス) id: 7b543e43b5 (このIDを非表示/違反報告)
クルル - …落ちジェジェに……できませんか。 (2016年9月6日 22時) (レス) id: cce1aafae9 (このIDを非表示/違反報告)
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