さしす組に囲われています。

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私の首筋をベロ、と舐めると一層身体の距離が近くなって壁と五条に挟まれる。


壁に押し付けられたままで、
五条は私の唇を食い入るように貪った。


苦しくて息を吸おうとしたすきに、五条の舌が入り込んでくる。少し熱くて、すごく甘い。


なんで五条とキスすると甘いんだろう。
今なら私も甘いのかもしれないけど。


すると五条の太腿が私の股下に入り込んで、
ぐっと身体を押し付けられた。


「ッ！…んんッ」


ちょっと待って、これ、やばいかも…
顔熱い、涙出てきそう、心臓の音やばい


「ねぇっ…五条っ…！」


悟「そのカオやーば、誘ってんの？」


「これ、やめてっ…お願いだから…」


悟「やめてって言われるとやりたくなんだけど？」


すると五条の足がゴリッと、下でめり込んだ。


「ッッ……〜〜！！」


悶絶する私の上で笑う五条の声が遠く聞こえる。
すると突然五条は耳元でそっと吐息を漏らす。


悟「今日、俺の部屋来る？」



相手は男子高生な訳だし、意味はわかってる。


それに私は欲に弱いから、
身体から落とそうとしてるのは見え見え。


でもその点では五条は私の事よく分かってるよね。


「…うん」


もう外も暗くなってきたし、寮に戻らないと。

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