【鬼滅の刃】恋人が冷たいので吹っ切れてやろうと思う。

悩み事５２個 ページ4

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俯き涙を落とすA

あぁ、俺は...Aを泣かせたかったんじゃない



煉「謝らないでくれ、泣かないでくれ...」



そう言ってAの顔に片手を添える

Aは顔を上げてこちらを見る

Aがここまで悩んでくれていた事、気づいていた

だからこそ、俺も...



煉「わかっていたよ...」



俺の思いを言葉に



煉「Aがまだ、宇髄を想っている事、俺には入る余地もないという事も」



だから、断られる事くらいわかっていた

だからさっき、Aの言葉を遮った

聞きたくなかったんだ、諦めたくない自分がいた



煉「だがもしかしたらいつか、俺を見てくれるんじゃないかと思ってしまった」



ただの思い込み



煉 「でも、Aがはっきりと言ってくれたおかげでやっと、モヤモヤとしたものが取れた気がする




ありがとう、A」



唇をかみ締めて泣くのを我慢するA

俺まで目が熱くなってきたじゃないか



煉「Aが幸せなら、俺も幸せだ」



どうか、Aが心から笑えるような幸せを

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