【鬼滅の刃】恋人が冷たいので吹っ切れてやろうと思う。

悩み事５０個 ページ2

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煉「Aも今日はいつもより帰りが早いな！まだ夕飯も用意していない時間だ！」



『そうですね、今日の夕飯は何にしましょうか』



いつ言おう、いつ言おうと迷いながら返答をする

煉獄さんのこの笑顔が消えるのは見たくない、でも、言わないと

煉獄さんだけじゃなくて、私の為にも



『あの...煉獄さん、お話したい事が



煉「今日はさつまいもの味噌汁がいいな！あとは...、何か言ったか？」



『え、あ...いや...』



今、遮られた？いや....聞こえなかっただけだよね

煉獄さん、さつまいものこと考えてると時々こうなるから



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煉「うまい！料理の腕がだんだん上がってきていて凄いぞ！！うまいうまい！！」



『そ、それほどでも..えへへ...』



確かに最近は練習していたおかげで普通に食べられる程度には上達してきてる気がする

煉獄さんはそれを大袈裟にうまいと言ってくれる

それがとてつもなく嬉しくて、つい照れてしまう



煉「これなら誰の胃袋でも掴めるな」



ずっとさつまいもの味噌汁を啜っていた煉獄さんはこちらを向いて微笑んだ

とても優しい顔で



煉「頑張って練習していたからな、指を切り落としてしまうんじゃないかとヒヤヒヤしていた」



『う、まぁたしかに何度も切りましたけど...』



指は切り傷の跡がまだ少し残っている

もうボロボロ



煉「こんなになってまで必死で」



私の手に触れる煉獄さんの手は温かい



煉「これが俺の為だったらな」

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