【呪術廻戦】私をおかずにするのをやめなさい。

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夏「おはようございます」


『ぉあ』




廊下を歩いていると、後ろから声をかけられた

その声の主は、言わずもがな夏油だった

まるで昨日の事など無かったかのように、いつも通りの笑顔で挨拶をする夏油

思わず一歩引いてしまった




夏「さすがにそんな反応をされたら悲しいですよ」

『....私はショックを受けていてね』

夏「ショック？」

『2年の中じゃ君だけはまともに頼れる生徒だと思ってたんだけどね』




万年反抗期の坊ちゃん五条

ヤニ女子高生硝子

この二人ほど何回も注意して反抗してきた生徒は居ない

硝子の場合は逃げをかますだけだけど

その二人とは逆に夏油は私と同じ注意する側の人間だった

比較すると模範的な生徒




夏「頼ってくれていたんですか？」

『そりゃ他があの二人だもの』

夏「残念だけど、私は元々そんないい子じゃありませんよ。ちょっとやんちゃなくらいが可愛いでしょ？」

『ちょっと...？やんちゃ...？？』




ただ遊びで、私をからかっただけってことなんだろうけど

あれをやんちゃと片付けて良いものか？？？

硝子が言うには、"いい顔して陰で遊ぶクズ"らしい




夏「案外初心なんですね。あんな事でこんなに取り乱して...可愛い」

『.....』




確かにこのたらしな口調、遊んでるな

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