【鬼滅の刃】校 則 違 反

第四条 ページ5

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そういえば、さっき冨岡に借りた保冷剤どうしよ

借りパクしていいのこれ

まさか返せとか言わないよね




『...あ"ーめんどぐざいぃ』




今日は一段と暑い真夏だ

座ってるだけでも太陽の暑さで汗が滲むのにこれを返しに階段を歩くだけでもっと汗が出てくる

暑さは嫌いなんだよ




『...結ぶか』




首に汗が垂れてきて髪がひっつき邪魔だ

いつもは結ぶのが面倒で下ろしているが今日は我慢ならない程の暑さだ

持っていたゴムでポニーテールをつくる




「...ﾌｩｩ」



『ぎゃぁあああああ』




ゴムの間にまとめた髪を通そうとした時うなじに生暖かい風がかかった

いきなりのことに情けない声が出てしまった




宇「おうおう思った以上に派手な反応だなァ」



『うっ...ずい先生...喧嘩売ってんの』



宇「何でそうなんだよ怒んなって！」




宇髄は全く悪いと思っていないような顔で笑う

いっぺん顔面ぶん殴らしてくんないかな

首はだめだろ首は




宇「今度はまた派手な色に染めたな問題児の金城Aさんよォ」



『いいでしょ』



宇「冨岡がブチ切れてたぞ」




私が髪色を変えたら変えたでいつも感想言ってくるよねこの人

派手だとか時々地味だとか

聞いてないわ

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