社畜系女子高校生【呪術廻戦×ヒロアカ】 (ページ24)

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074 メグミページ24

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『おろっ…下ろせって

下ろせやっ！！！』

五条「はーい照れんなよ」

『クソ白髪野郎！！』

五条「あ゛ぁん！？」

それと同時にドスンと地面に落とされる

私は落とせと言ったんじゃない、下ろせと言ったんだ

五条「ん？あ、きたきた」

『何が…って、どうせ抱えるなら落とすなよ五条悟』

五条「おんまえほんと生意気ね」

『捻るぞ』

五条の視線を追うと、ランドセルを背負った全身真っ黒な男の子がいた

私より少し身長が低い、年下か

…ショタコン？

五条「伏黒

恵君だよね」

伏黒「アンタ誰？っていうか

何その顔」

そう言っていたので五条の顔を見たら

苦虫を潰したかのようななんとも言えない顔をしていた

五条「いや

ソックリだなと」

『キッショ』

地味に持つ手の力のこもり方が強くなった気がした

五条「君のお父さんさ

禅院っていういいとこの呪術師の家系なんだけど

僕が引くレベルのろくでなしで

お家出てって君を作ったってわけ」

自分がろくでなしなのは把握してたんだ

五条「君、見えてる側だし持ってる側でしょ

自分の力にも気づいてるんじゃない？

禅院家は術式(さいのう)大好き

術式を自覚するのが大体4〜6歳

売買のタイミングとしてはベターだよね

恵君はさ

君のお父さんが禅院家に対してとっておいた

最高のカードだったんだよ

ムカつくでしょ？」

お前も大概ムカつくわ

五条「で

そのお父さんなんだけど僕がこ」「別に」

あ、いい所でさえぎったな

ここからが面白いのに

伏黒「アイツがどこで何してようと興味無い

何年もあってないから顔も覚えてない

今ので話は大体分かった

津美紀の母親も少し前から帰ってない

もう俺たちは用済みで

2人でよろしくやってるってことだろ」

『うわぁ…』

五条「コイツといい君といい…

本当に小一？

まいいや

お父さんのこと知りたくなったらいつでも聞いて

そこそこ面白いと思うよ

そんじゃ本題

君はどうしたい？禅院家行きたい？」

伏黒「津美紀はどうなる？

そこに行けば津美紀は幸せになれるのか？

それ次第だ」

『ないでしょ

五条悟が言うに禅院家は才能…いや、術式重視

雑用にでもなるんじゃない？そのツミキちゃんって子は』

そう言えば、メグミくんはジリっと後ずさった

五条「クックッ

オッケー後は任せなさい

でも恵君には多少無理してもらうかも

頑張ってね

強くなってよ

僕に置いていかれないくらい」

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