社畜系女子高校生【呪術廻戦×ヒロアカ】 (ページ16)

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066 身内ページ16

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五条「え、なんだよ

じゃあ出せ」

私は渋々モリさんを武器に戻して

変人共を落とした

「なんだね、五条家のもんなんかここ来て

うちの子がどうかしたかね」

五条「！

ばあさんわかんのか」

「当たり前よ

ほら乗りな、とりあえずウチへ行くよ

呪術師とは昔から繋がりがあってね

この子も呪術が完璧に完成してない時に両親に見せて

それはそれは怖がられてね

この子にとって本物の両親なんか存在しないんだよ」

ばあちゃんは古い車にエンジンを入れて

私が助手席、後ろに変人達という立ち位置にした

後ろは高身長なせいかいつも誰かを乗せている時より狭く見える

ばあちゃんは私のことを理解してくれてたけど

私はばあちゃんのことをあまり知らない

ばあちゃんが好きになって結婚した人も

ばあちゃんが好きな食べ物も

『...ばあちゃんは

なんで五条悟のこと知ってたの？』

自分が恥ずかしがってババアって呼んでることなんか忘れ

普通にばあちゃんって呼んでいたことには気づかなかった

五条「フルネームかよ」

「アンタ、おじいちゃんは見たことないだろ？」

『...？おじいちゃん？

うん、見たことないけど...』

「あの人はねぇ、えれぇ人よ

上層部変えようって息巻いてね、もう10年も前に規定に逆らったっつって殺されちまったけどね

ヒーローと呪術師の上の繋がり作ったんはあの人だよ

そりゃまぁ立派なおじいちゃんよ」

そこで、五条悟がハッと閃いたような顔をした

五条「...あぁ、あの爺さんか」

『しっ、てるの？』

五条「知ってるも何も、俺御三家だし

上層部の奴らは挨拶に来るもんだろ

あの爺さんだけだな、ニコニコしながら足踏み入れてきたのは」

挨拶に来るという常識にちょっと引いたけど

いい人だったんだなぁと少し身内について知ることができて嬉しいような気もした

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