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與「マグカップは洗っとくから」
與「お前は帰る準備をせえ」
與先輩よりも上司の女先輩。
女先輩は唖然として
目の前の一点を見つめてる。
與先輩、バラしていいんですか？
『は、はい………』
私は足を無理矢理動かして
自分のデスクに直行する。
あんな怒りに満ちた目、誰も見たことないよ。
私のことを守ってくれたのに
彼のことが怖くなっている。
『準備、出来ました………』
與「よし、行くで」
『………はい』
與先輩に手を引かれ
何故か資料室に向かっていた。
近くにある、資料室。
それなのに遠く感じたのは何故？
與「…………」
『…………』
資料室前で足を止めても
互いに何も発さない。
與先輩は繋いでる手を見つめてる。
私は何も見ないまま、俯いている。
與「………あのさ」
長い沈黙のあと
先に声を出したのは彼だった。
私は返事をせずに、與先輩を見上げた。
與「嫌になった？怖くなった？」
『………え？』
與「あんなの見せてもうて、怖くなった？」
いつもはポーカーフェイスで
考えてることが分からない。
今の與先輩は、感情が丸出しになっている。
控えめに繋がっている手
若干震えがちの声
與先輩は、不安になっているのか。
『少しは………』
與「やっぱりあかん？俺のこと嫌？」
與「ポーカーフェイスって言われるけど」
與「俺も余裕なんて無いんやで」
與「Aに嫌われたくないって」
與「お前のことばっか、考えとる」
『え………』
與「重い？こんなん聞いたら引くよな」
こんなに弱々しい先輩は初めて。
與「ずっと、Aが好きやったから」
二度目の彼からの告白。
逃げたりはしないって自分で決めたんだ。
私も伝えないと、今の気持ちを。
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ニカ姫 - あおちゃんこの小説終わっちゃった？ (2017年8月3日 14時) (
レス) id: 39e38305d9 (このIDを非表示/違反報告)
あお(プロフ) - ニカ姫さん» 嬉しいです。友達是非なりましょう!! タメでいいなら、宜しくねー(´ω`) (2017年7月27日 22時) (レス) id: de70910451 (このIDを非表示/違反報告)
ニカ姫 - 作者さんがもしよかったら友達になってくれたらうれしいです一応名前教えておくね美紀だよあとタメにしてくれたらうれしいこんないい小説作ってくれてありがと (2017年7月27日 16時) (レス) id: 39e38305d9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あお（こちらに変更） | 作成日時：2017年3月14日 16時
