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No side
白い肌の中で一際目立つ、漆黒の瞳。それにレオナは釘付けになってしまう。
「認めてたからですよ、寮生たちが。貴方を“王”として」
「…！」
ーーー
＿＿＿「なぁにぃ〜！？レオナ寮長の尻尾を！？」
＿＿「許せねぇな！」
＿＿＿「そしてレオナさんの人気もうなぎ登り！」
＿＿「夕焼けの草原の連中もレオナさんのほうが王に相応しいって思い直しますよ」
＿＿＿「へへ、王様バンザイ！シシシッ！」
＿＿「「「「「王様バンザーイ！ヒューッ！！」」」」」
＿＿＿「レオナ先輩……俺は……俺は！あんたに憧れてこの学園を目指した！」
ーーー
これまでの記憶が鮮明に蘇る。
そうだ、彼らは自分のどんな行動も笑顔で賞賛してくれた。
そうだ、自分の突拍子もないことでも自分を称えてくれた。
そうだ、自分に憧れて尊敬の念を持ち続けてくれた。
＿＿まるで、自分たちの“王”を目の前にしたかのように。
「フッ……」
「先輩…？」
「フハハハハ…！ハハハハハ！」
レオナは高らかに笑いだした。こんなことをどうして忘れていたのだろう。
小さくても、短くても、自分は
いきなり笑いだしたレオナにユウは思考が追いつきはしなかったが、彼があの表情から一転、笑顔になったことに安堵を覚えた。
ユウは立ち上がると、彼に小さな手を差し伸べた。
「行きましょう、王様。貴方の配下が首を長くして待ってますから」
「………上等だ」
屈強な手が重なった。
その瞬間、目の前が大いなる光に包まれた。
「んっ……」
小さな声をもらした私はゆっくりと目を開ける。
「ユウ！目が覚めたんだな！」
「お前ぜんっぜん起きねーじゃんか。ビビらせんなよな〜」
最初に入ってきたのは、空でも天井でもなく、友達の姿だった。
「あれ……私…」
「ユウちゃんは魔力の大量消費で倒れたんだよ。でも、気がついて良かったぁ…」
エースとデュースの間から顔を出したケイト先輩が、優しく教えてくれた。
「…！レオナ先輩は！？」
さっきのことを思い出し、私は勢いよく体を起こした。エース曰く、「グリムと学園長があたってる」とのこと。
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紅葉(プロフ) - 匿名さん» うぉわ……ぜんっぜん気づかなかった、ゴメンなさい！！！！書き換えましたんで、大丈夫だと思います！教えてくれてあざます！！！これからも楽しんで読んでくれると嬉しいです！ (2022年11月4日 21時) (
レス) id: 3f443412c7 (このIDを非表示/違反報告)
匿名 - こちらの物語の第五章の名前変換ができなくてデフォルト名しか表示されませんでした (2022年11月4日 21時) (レス) id: 4a8a190669 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：紅葉 | 作成日時：2022年7月22日 21時
