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No side
「アレを聞いたのがユウなのもダメだったな。
俺もお前の言葉を否定はしないが、彼女はそうはいかない。まあ、彼女も君に同意こそしていたかもしれないが、それ以上にお前が言ったことに怒り、あんな風に言われたデュースの方につくのは当たり前だ」
「なんせあの性格だからな」極度のお人好し、悪には厳しく、同情心を傾けられそうな者につく。簡単に言えば、ユウの性格はそうだった。
「……姫様も、頭に血が上ってたんだろう。きっとやり過ぎたと思ってる。お前も自分に非があったことを認めて、早く仲直りするんだ」
「……………」
ルウは諭すようにエースに言った。彼は相変わらず返事はしない。
頭から被ったタオル取り、立ち上がるとエースはくらい雰囲気を纏い、ボールルームから出て行った。
「だいぶ落ち込んでたな、エースの奴」
「まあ、好きな奴から全力ビンタを喰らったら、ああもなるだろう」
「そうだな……
え？」
ルウは長い沈黙の後に素っ頓狂な声を出した。ジャミルの方を向いて、瞬きを繰り返す。
「好きな奴……？エースが………？誰を…………？」
「誰って……ユウに決まってるじゃないか。態度でバレバレなんだよ、エースは」
「は、はぁ……！？」
ジャミルは嘘だろと言うふうにため息をついた。
仮にもユウの護衛人であり、彼女と一緒に時間を過ごしているというのに、この
「カリムと楽しそうにしていると、呆れるほど分かりやすい嫉妬の目をしていたよ。気づいていない奴もいるとは思ったが、お前がその一人だったなんてな」
オーディション特訓の日も、数日前にお互いの顔を触りあっていた時も、エースはユウの方を見て明らかに不機嫌オーラを放っていた。カリムが誰とでも仲良く接せられる、という性格も相まったのだろう。
「エースが……姫様…………俺は………………」
いきなりぶつぶつ言い始めたかと思うと、ルウはポケットから何かを取りだし、狂った目付きで口を開く。
「あんな奴に姫様は任せられん……！」
「はっ！？おい、その手のスタンガンを直せ！おいっ！」
スタンガンを手にボールルームの外へ出ようとするルウを、ジャミルはたった一人で止めていたのだった。
ちゃんちゃん()
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紅葉(プロフ) - 星空ブリキさん» いや、ほんと……来ちゃうよ……ディアソ最推しはツノ太郎なんだが、ヤツはオバブロの匂いを漂わせてやがる…！でも彼がオバブロすると真面目に世界崩壊免れん（）とにかく最後、推しが笑っていれば全て解決なのだぁ！！！！！！ (2022年12月18日 19時) (
レス) id: 3f443412c7 (このIDを非表示/違反報告)
星空ブリキ - 7章くるね…ディアソ民(主に俺はセベク推し同担かもん)にとっての最高の祭りじゃ。皆のもの、(推しに)太る準備はできた() (2022年12月18日 18時) (レス) @page26 id: d2bad01efc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：紅葉 | 作成日時：2022年12月11日 15時
