巡回ブース！ ページ46
.
コロシアムを一旦出たところで、リドル先輩が文化祭のブースについて教えてくれる。
「展示ブースでは、文化部を中心に作品の発表や物販が行われる。4年生による研究や調査の成果が展示されているブースもあるから、興味があれば覗いてみるといい」
「そういや、クルーウェルが文化祭には4年生が戻ってくるとか言ってたんだゾ。普段は学園で姿を見ねぇけど、どこにいるんだ？」
「4年制の魔法士養成学校なら、ほとんどの場合4年目は学外へ実習に出ることになる。俺も来年はどこかへ派遣されて、ごくたまにしか学園には戻ってこなくなるはずだ」
「…………」
今の3年生も来年には学外実習に行ってしまう。この数ヶ月で仲良くなった人も多いし、少し寂しくなるなぁ。
「ほぇ〜……ジッシューって？どんなことするんだゾ？」
「行政組織内にある特殊チームでの実習を希望する人もいるし、遺跡の発掘や調査、古文書の解読などを希望する人もいる。一般の魔法関連企業のインターンに出る場合もあるよ」
「行政組織内にある特殊チーム？」
「ああ、そういえばユウは魔法がない世界から来たんだったか？それじゃあ馴染みがなくても仕方ないよな」
そうですね、今リドル先輩の言ったことの中で分かったのはとにかくすげー大変そうってことだけです。
「ツイステッドワンダーランドの消防や警察組織には魔法士のみで編成されたチームがあるんだ。そのエリートチームの中でも一際優秀な魔法士を集め様々な要請特殊任務につく
「入隊するための筆記、実技はもちろん、入隊後も魔法の特訓が欠かせない。まあ、軽い気持ちでなれるものじゃないな」
「ふむふむ……」
つまりそのマジカルフォースは、とにかくはちゃめちゃに優秀マンが集まっている、すごい組織ってことか！？
「エリート！！オレ様も大魔法士にあればその
「モンスターが入隊したという話は聞いたことがないけれど、多様性の時代だからね……。努力によっては、可能性があるかもしれない」
「でもあんまり魔法使いっぽくないですね」
「ふっ。現代の魔法使いは、箒で空を飛べるだけじゃダメだということさ。キミたちも将来のことを考えて、規律を守ってしっかり勉学に励むことだね」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 16人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
紅葉(プロフ) - 星空ブリキさん» いや、ほんと……来ちゃうよ……ディアソ最推しはツノ太郎なんだが、ヤツはオバブロの匂いを漂わせてやがる…！でも彼がオバブロすると真面目に世界崩壊免れん（）とにかく最後、推しが笑っていれば全て解決なのだぁ！！！！！！ (2022年12月18日 19時) (
レス) id: 3f443412c7 (このIDを非表示/違反報告)
星空ブリキ - 7章くるね…ディアソ民(主に俺はセベク推し同担かもん)にとっての最高の祭りじゃ。皆のもの、(推しに)太る準備はできた() (2022年12月18日 18時) (レス) @page26 id: d2bad01efc (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：紅葉 | 作成日時：2022年12月11日 15時
