【第40話】楽しいことはよろこんで ページ48
なんだかんだトシ兄は優しいので3人を降ろしてやった
縄切ったのは私だけど
神楽「あ〜気持ち悪いヨ」
新八「う゛ェ〜」
土方「本来ならてめーら叩き斬ってやるとこだが生憎てめーらみてーのに関わってる程今ァ俺達も暇じゃねーんだ。消えろや」
トシ兄の言葉に銀時と神楽ちゃんがニヤリと笑う
銀時「あー幽霊恐くてもう何も手につかねーってか」
神楽「かわいそーアルなトイレ一緒についてってあげようか?」
近藤「武士を愚弄するかァァ!!トイレの前までお願いします!」
土方「お願いすんのかィィ!」
しっかり90度に腰曲げたよね近藤さん今
近藤「いやさっきから我慢してたんだでも恐くてなァ」
土方「な」
神楽「ホラ行くヨ」
土方「オイぃアンタそれでいいのか!?アンタの人生それでいいのか!?オイ!?」
「近藤さんがこのままじゃ真選組総潰れしそう。アレだよ。トイレ我慢しすぎていつか戦場で漏らして大恥かいて自分で腹切りそう」
土方「大問題じゃねーか」
というのは私も御免なんだよねぇ…仕方ないか
「そう……隊長」
総悟「おー勝手にやっとけ」
反応かっるいなぁー
さっきまで銀時達がぶら下げられていた木にもたれかかり目に力を入れる
スッと視界が透け屯所内をうつしだす
「やっぱなんもいないんだよねぇ」
総悟「そうかィ」
「少しは危機感ってものを持ったらどうなのさ」
土方「てめーら頼むからこの事は他言しねーでくれ。頭さげっから」
新八「なんか相当大変みたいですね、大丈夫なんですか?」
土方「情けねーよまさか幽霊騒ぎ如きで隊がここまで乱れちまうたァ。相手に実体があるなら刀で何とでもするが、無しときちゃあこっちもどう出ればいいのか皆目見当もつかねェ」
銀時「え?何?おたく幽霊なんて信じてるの。痛い痛い痛い痛い痛いよ〜お母さ〜んここに頭怪我した人がいるよ〜!」
片腕を押さえて顔でもトシ兄を煽る
土方「お前いつか殺してやるからな」
総悟「まさか土方さんも見たんですかィ?赤い着物の女」
土方「わからねェ…だが妙なもんの気配は感じたありゃ多分人間じゃねェ」
「「「痛い痛い痛い痛い痛いよ〜お父さーん!」」」
「「「絆創膏持ってきてェェ!!できるだけ大きな人一人包み込めるくらいの!」」」
土方「おめーら打ち合わせでもしたのか!」
「だってコレ絶対楽しい!」
土方「ドSトリオか!」
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作者名:理夏 | 作成日時:2019年7月7日 14時