【第34話】夜の屯所に響く声 ページ42
土方「くだらねェどいつもこいつも怪談なんぞにハマりやがって」
興味ねェ
というかのように自室に入っていく
死ねェ〜
死ねよ〜
土方〜
お前頼むから死んでくれよ〜
「ガチじゃん」
知らずにされたら流石に私でも怖いかなぁコレは
まあ深く考えればわかるんだろうけども
パンと襖を勢いよくトシ兄は開け放った
開く瞬間総悟は木陰から出てトシ兄を見つめる
土方「何してんだてめ〜こんな時間に?」
総悟「ジョ…ジョギング」
流石に無理あるよね
それで走った頭燃えるよね
土方「儀式だろ!俺を抹殺する儀式をひらいていただろう!!」
総悟「はぁ…ほんとに自意識過剰な人だ。そんなんじゃノイローゼになりますぜ」
土方「何を…」
何かに気づいたのかトシ兄は屋根の上を凝視した
総悟「どうしたんでィ土方さん?」
土方「今あそこに何か見えなかったか?」
「さあ?」
総悟「いいえ何も?」
2人よりは目は良いと自信はあるけど何も居なかった気がするな
隊士「ぎゃああああ」
土方「!?」
さっきの部屋からだよなこの声
「まさかとは思うけどホントに幽霊とか出てないよね…?」
ゴクリと息を飲み私達は恐る恐る襖を開けた
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作者名:理夏 | 作成日時:2019年7月7日 14時