明けまして ページ32
総悟「なんでチャイナのがこっちにもあんでィ」
「サドでも書かれてたか」
総悟「ん」
『今年こそぶっ殺してやるアル』
「愛されてんね」
総悟「どこがだよ」
「赤色の辺り」
総悟「血だろどーみても」
愛のこもった脅迫文かもしんないだろ
土方「オイAこれ」
「はい?」
トシ兄に渡された年賀状
差出人は
「馬鹿じゃねーの」
『今年も天誅よろしく頼む!俺としては幕府の犬なぞ辞めて攘夷組に入って欲しいのだが今ならうんまい棒
が無料でつくぞ!』
「今すぐ討ち入り行った方がいいんじゃないかコイツ」
側にあった火で取り敢えず燃やしとく
次にとった年賀状も年賀状で
『今年も世界をぶっ壊します』
「チビ杉」
あの厨二病勇気あり過ぎじゃねーか
『明けましておめでとうございます。今年はネズミ言いますがわしゃネズミ苦手でなぁ積荷をようよう囓られちゅう何か解決方法ありゃせんか?返事待ってます』
「文かこれは!!」
辰馬らしいと言えば辰馬らしいけど
これ文じゃね手紙じゃね新年じゃなくね
おかしいよ
攘夷組の年賀状いろんな意味でおかしいよ銀時のが可愛くみえるよ
私なんて書いたっけ
新年明けまして締めました
だった気がする
その他行きつけのお店などから至って普通の年賀状が
そっちの方が数多いから良いけど
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作者名:理夏 | 作成日時:2019年7月7日 14時