副隊長は死神と呼ばれていた

【第25話】なんたって真選組 ページ30

総悟「A！テメェは銃持ち始末しやがれ！」


「了解！」


右手で刀を左手で銃を握りそれをクロスさせるような形で構え走る


男「正面から来るぞ！撃てー！」


飛んでくる弾丸は少し動くだけで刀で弾かれる


「ふむ。刀一本で普通に防げるか...遅いね」


討ち入り用じゃないのにな


男「何をごちゃごちゃ！」


「さて問題です、肩に刺さってるものは何でしょう」


男「！」


ドサドサ
銃を持った浪士達が次々と倒れる
今日の弾は警護なので全弾麻酔弾なんだよね

「隊長、終わりました」


総悟「こっちも終わりやしたぜ」


土方「終わったか」


近藤「流石てめーらだな殆どお前たちだぞ」


「ちょっと近藤さん傷開いてます」


近藤「え？」


肩の包帯に赤がジワジワと広がって行く


土方「近藤さん！」


フラっと地面に倒れて


総悟「気絶ですかねィ」


「じゃ私も寝まーす」


総悟の肩に頭を預けて目を閉じる
今日はこれ以上動くのは無理そうだ


総悟「部屋には運んどいてやりまさァ」

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