無能女中と直哉くん。【呪術廻戦】

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Aside


なんか、騒がしいな。



？？「Aさん！！大変です！！真希が乱心しました。」

『蘭太さんじゃないですか…真希さんが乱心！？一体何があったんですか？』

蘭太「説明は後です！！今は取り敢えずあの扉の奥の部屋に隠れてすぐに鍵を閉めてください！貴方は禪院の者では無い。ここで死ぬ理由はないです。早く！！」



あまりの気迫に押されて入ってしまった…でも、真希さんが乱心なんて、なにがあったんだろ。

あ、蘭太さんは私みたいな女中にも敬語遣ってくれる、ばりクソいい人だよ。





んー、というか部屋の外がすんごくうるさい。鍵、開けちゃダメかな。

うん開けよう。

そう思い鍵に手をかけた瞬間、遠くの方から爆発音のような物が聞こえた。

その時、何故か直哉様の命が危ない、そんな気がした。そして、気がついたときには女給服の着物が崩れるのも構わず走り出していた。




音がした方にはぐちゃぐちゃになった部屋しか無かった…部屋と言っていいのかは知らんけど。

でも、何故か、直哉様のいる所は分かる。多分、直哉様に頂いたピアスに込められてる直哉様の呪力のお陰だ。多分。


向かった先には、真希さんの母上が直哉様を刺そうとしていた。

それを、ギリギリで直哉様に当たらないように出来た。



直哉「…A？」

『喋んないでください。てか貴方2人の高坊殺 しに行くとかで居なかったのに、なんでいるんですか。』

直哉様「喋んないのが正解なのか質問に答えるのが正解なのか、どっちなん？ゴホッ…」

『…喋んないでください。反転術式なんて大層な物は使えませんが、消毒と包帯巻きくらいは出来ます。』
『折角の自称ご尊顔がこんなに殴られ腫れはって…どないすんどすか？あ、これ、エセ京都弁です。中々上手いでしょう？』



そこで、直哉の意識は途切れた




次の日____________

直哉「ここ、何処や。…って身体痛すぎんやろ」

『おはようございます。直哉様。ここは家入硝子様が傷ついた術師を治している場所になりますね。家入様に治してもらうよう交渉するの大変だったんですから。』

直哉「…なぁ、なんでお前は俺にいつまでも仕えてるん？」


『それは…』











『借金返済の為ですね！！！』




☆Aの借金返済人生は…まだ、続く

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