第29話 ページ30
真選組屯所の一室。俺は、例の事件で唯一生き残った安藤Aという女から話を聴くべく、総悟を向かわせた。
土方「安藤A、だな。」
「‥‥はい。」
土方「土方十四郎だ。色々と聞きたいことがあって今回来てもらった。」
やや緊張しているのか、そわそわとして落ち着かない様子のA。それに気がついたのか、山崎が温かい紅茶を出した。
山崎「紅茶、飲めるかな?」
「はい、ありがとうございます。」
ふー、ふー、と紅茶を冷ますA。少し落ち着いたところで、俺は尋ねた。
土方「A。昨日、あんたが働いてる店の従業員が突然死する事件があった。昨日の昼過ぎ、あんたはどこで何をしていた。」
「‥‥私、万事屋さんにいたんです。昨日は仕事が休みだったので、遊びに来ないかって言われて‥‥。それで、お昼過ぎには銀さんと一緒に買い物に行ってました。」
アリバイがあるため、この女が従業員達を殺めた可能性は極めて低い。総悟も、Aは万事屋の店から連れてきたと話していた。
土方「なら、その店の誰かが個人的な恨みを買うような真似はしてないな?」
「そんな、恨みを買うような事なんてする訳ないですよ! お客さんとの関係も、良かったですし‥‥」
声を荒らげたと思えば、語尾が不安そうにしぼんだ。そして、Aは今にも泣きだしそうな顔でうつむく。
山崎「ちょっと! Aちゃん泣いちゃいましたよ副長! 何しちゃってくれてんですか!」
騒ぎ立てる山崎と、泣き出すAに困り果て、俺は頭を抱えた。
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
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薫(プロフ) - 甘夏さん» はじめまして。退会される場合、投稿なさった作品を全て削除する必要があるようです。 (2020年7月16日 21時) (レス) id: 1f3c8c816f (このIDを非表示/違反報告)
甘夏(プロフ) - 初めまして。場違いなのは分かってるのですが、退会の仕方が知りたくて…。良ければ教えて頂きたいです。 (2020年7月16日 21時) (レス) id: 1d6fa76e88 (このIDを非表示/違反報告)
薫(プロフ) - カエデさん» はじめまして、ありがとうございます! これからもよろしくお願いします! (2020年4月1日 14時) (レス) id: 1f3c8c816f (このIDを非表示/違反報告)
カエデ(プロフ) - はじめまして!ストーリーがめっちゃ好きです!!これからも楽しみにしてます!初コメ失礼しましたm(_ _)m (2020年4月1日 13時) (レス) id: 33589d6472 (このIDを非表示/違反報告)
薫(プロフ) - ありがとうございます!すいません、鬼滅の刃は存じ上げず‥‥‥ でも、更新頑張るのでどうかよろしくお願いします! (2019年11月4日 17時) (レス) id: 2de80711c6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:薫 x他1人 | 作成日時:2018年4月25日 20時