第22話 ページ23
銀時「ところでよ、Aちゃんとあんたはどういう関係?」
銀さんに、サリーとの関係性を問われる。だから、私は話すことにした。私が精霊であること、サリーとは幼馴染みであることも。
「あの、銀さん、桂さん。私は、人間ではなく樹木の精霊なんです。」
桂「俺は知っていたぞ、A殿。」
銀時「マジで!? Aちゃん、人間じゃなかったの!?」
と、二人からはまったくもって対照的な返事が帰ってくる。しかし、銀さんも私の顔を見てどこか納得したようだ。
銀時「どうりで美人だと思ったけどよ〜。そういうこと、頼むから早く言ってくれない?」
銀さんがぼやいているのをよそに、私は説明を続けた。
「サリーは私の幼馴染みの精霊なんです。それで、私は千年生きる杉の大木を守護しているんです。」
桂「樹齢千年とも言われる杉の大木‥‥。『千年樹』のことか。」
「はい。」
千年樹とは、その名の通り千年もの間同じ場所で人間たちを見守り続ける杉の木のこと。戦火や災害などによって樹木自体が倒れたこともあったのだけど、その度に何年もの期間をかけて生まれ変わってきた。
そして、樹木と運命を共にする私たちニンフの間では、千年樹の守護をすることが一番の名誉でもある。
何故なら、そこは生まれ変わりを司るという不思議な場所でもあるからだ。千年樹の守護をしていれば、たとえ自らが樹木と共に死んでも再び精霊として生を受けることが可能になる。
そのため、千年樹の守護を望むニンフ達の争いが数多く起きている。私はそれに巻き込まれ、やむなく江戸で針子として生きることになった。
銀時「Aちゃん、今の話、マジ?」
「ええ。」
桂「なるほど。‥‥もしかすると、だな。銀時。」
銀時「ああ。」
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薫(プロフ) - 甘夏さん» はじめまして。退会される場合、投稿なさった作品を全て削除する必要があるようです。 (2020年7月16日 21時) (レス) id: 1f3c8c816f (このIDを非表示/違反報告)
甘夏(プロフ) - 初めまして。場違いなのは分かってるのですが、退会の仕方が知りたくて…。良ければ教えて頂きたいです。 (2020年7月16日 21時) (レス) id: 1d6fa76e88 (このIDを非表示/違反報告)
薫(プロフ) - カエデさん» はじめまして、ありがとうございます! これからもよろしくお願いします! (2020年4月1日 14時) (レス) id: 1f3c8c816f (このIDを非表示/違反報告)
カエデ(プロフ) - はじめまして!ストーリーがめっちゃ好きです!!これからも楽しみにしてます!初コメ失礼しましたm(_ _)m (2020年4月1日 13時) (レス) id: 33589d6472 (このIDを非表示/違反報告)
薫(プロフ) - ありがとうございます!すいません、鬼滅の刃は存じ上げず‥‥‥ でも、更新頑張るのでどうかよろしくお願いします! (2019年11月4日 17時) (レス) id: 2de80711c6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:薫 x他1人 | 作成日時:2018年4月25日 20時