【文スト】切り裂き魔〜悪夢の赤目〜【デュラララ】

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次は…国木田さん？

いや、国木田さんは臨也さんが設置してたし…

与謝野さんかな…

「あの…与謝野先生…包帯って何処にありますか？」

「あー…すまないねェ…包帯なら太宰が使ったので最後だよ。怪我かい？それなら妾が診てやろうか？」

あ、しまった…

「いえ、大丈夫です。ありがとうございます。」

あー…ビビッた
次は…

勘が鋭いのばっかりじゃん。

あとは臨也さんに任せようかな。

頑張れ臨也さん！←

さて、そろそろ私のやりたいことやろっかな。

えーっと、切り裂き魔の被害者について。



__その日の夜__


「はぁ…」

今溜め息をついたのが私。

何なんだ。切り裂き魔は何がしたいんだ。

わからん。

今、また飲みに来ています。

皆さんと。(太宰、国木田、敦、谷崎、ナオミ)

皆切り裂き魔事件のことばっかり。

そりゃ私も気になるけどさぁ…

「分かった？Aちゃん」

あ、
「すみません、聞いてませんでした。」
太宰さんの話聞いてなかった

「先刻からぼーっとしてるけど、大丈夫？」

貴方の頭よりは大丈夫な方だと思います。

ん？今チャンスじゃね？

いや、皆いるしバレたらヤバいか。

「危ないから出来るだけ一人での行動はやめた方がいいって話」

「そうですか。すみません、聞いてなくて。」

「それにしても、31人も刺すとはな…」

あれ？31人？

「30人じゃないんですか？」

私が調べたら30人だったんだけど…

「ああ、Aさんはいなかったから…実は依頼人の奈倉さんも刺されたそうですよ」

ご丁寧にどうもありがとう敦君。

「それにしても、Aちゃんがあんなに情報収集に長けているとはね…」

「！？」

待って、何で私が調べたってこと知ってんの！？

「どうしてって顔してるね」

当たり前だろ！

「お前…気づかなかったのか…？」

はぁ！？何にさ！！

「太宰さん、Aさんのパソコンを後ろからこっそり見てたんですよ」

「それ見ててどうして止めなかったんですか…？谷崎さん…」

「え？あれ止めるべきだったんですか？」

どう考えても止めるべきだろ

「それに…分かってたとしても「分かってたとしても私がお兄様に抱きついておりましたのでお兄様は動けませんでしたわ」」

ﾁｯ…

「そうでしたか」

「で、話を戻すけど、Aちゃんは被害者について調べてくれたんだよね」

戻すなよ。何で戻すんだよ。

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