此処はアルム地方本編 (ページ17)

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招集前ページ17

アゲインタワー、最上階。

ﾗｲｱ｢アーマーガア、ありがとうございます。もうシオリさんの所に帰ってもいいですよ。
さて、あとは待つだけですね。｣

ﾗｲﾙ｢ライア、なんでPIME使わねーの？｣

ﾗｲｱ｢だって誰も反応しないでしょう？俺的には手紙の方がしっくりくるんです。
どこぞのリリなんちゃらとかにも直で渡した方が手っ取り早いんです。｣

ﾗｲﾙ｢でもさあ、この会、やる意味あんの？｣

ﾗｲｱ｢大アリですよ。最近、グリット率いる団体による被害が拡大しています。｣
窓の外、大きなシホウの街を眺めながらライアが言う。

ﾗｲﾙ｢俺達でも勝てんの？｣
ﾗｲｱ｢IQがサボネアの兄さんがそんな心配をするなんて、珍しいですね。｣

さらっと実兄を貶していくライア。

ﾗｲﾙ｢IQサボネアは酷くない？あんな感じの、ヤミカラスとかゴースト連れたやつらだろ？｣

ﾗｲｱ｢そうです。あんな感じの.........っては？｣

ﾗｲﾙ｢ライア、危ない！｣
窓ガラスが割れて、シャドーボールが飛んでくる。

シャドーボールは、ライアにあたる寸前でライルのボスゴドラがストーンエッジで防いだ。

ﾗｲﾙ｢大丈夫か？｣
ﾗｲｱ｢有難うございます、兄さん。まさか向かいのビルの屋上にいるとは...｣

したっぱ｢何だよ、ジムリーダーまだ二人しかいねーじゃん！｣
下っ端とみられるその男はジムリ兄弟に見つかったと分かると、走り去っていった。

ﾗｲﾙ｢は？｣

ﾗｲｱ｢思い切り襲撃する時間を間違えてますね。ざっと1時間ほど。破片の掃除と修理も
ありますし、此処はもう使えませんね。下の階使いますか。｣

そこまで気にしていなさそうなライアだったが、

ﾗｲｱ(あいつ次会ったら窓代弁償させよ。)
なんてことを考えていた。

ドッカンバリバリーン！

ﾗｲﾙ&ﾗｲｱ「！？！？！？！？」

ｿﾗ「ちわっす☆ムクホークが窓ぶっ壊し
ちゃって☆」(二枚目)

ﾗｲｱ「あなたもですか！？あとで掃除手伝ってくださいね。」

ｿﾗ「うわっ！怖っ！」

ﾗｲﾑ「…」

ﾗﾑ「大変です！ね、姉さんが、例の組織の
ポケモンの攻撃を直に受けて…どうしましょう！」

ﾗｲｱ「えっ？大丈夫ですか！？」

ﾗｲﾙ「どうでも良いけど俺、ライア、ライム、
ラムが四つ子でソラが母さんみたいだな！」

ﾗｲﾑ「…」

ﾗﾑ「そうですね。僕を除けば全員ライで
始まってるし僕を入れても全員ラで始まって
るし。」

ﾗｲｱ「他の人は一体何時になったら来るんでしょうね？」