愛してるよバイバイ。4 TH (ページ23)

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『私がいる場所がわかるなんて

さすが、元探偵だね…(笑)』

「ふふっ、照れるじゃんか」

私の目の前には

飲み物を片手に座るジョングク。

『昔から感が鋭いもんね？笑』

ジョングクが探偵をしてたことは、

テヒョンオッパの一件を通して知った。

ジョングクは、過ぎたことに関しては喋ってくれるけど、近況に関しては秘密主義だから

新しい夢を見つけて行った海外と

今なにをしているかは、私は全く知らない。

ジョングクが居なくなってから

寂しいなって思ってたけど、

でも

何をしてるか分からなくても

ココアうま～なんて言って幸せそうにしてるジョングクを見たら、元気そうで安心したし、

久々に会ったジョングクが

ちゃんと昔のように笑えててよかった。

「まぁ、ヌナがいる場所なんてすぐ分かるからね…？笑」

相変わらず、いたずらっ子みたいに笑って

「僕は昔からヌナ一筋だし～～、ヌナが何かしよう事ならすぐ分かっちゃうもん笑」

なんて、ふざけてるのかガチなのか、

ジョングクは、よく分からないことを言う。
(ヌナで遊ぶなって思う)

『怖っ……、ストーカみたいだよそれ(笑)

あ、もしかしてGPS付けてる？笑』

「どうだろうね？笑」

『えー、教えてよ～(笑)』

…

ジョングクが何故突然帰ってきたのかは

よくわからないけど、

ジョングクと話していると

3年前まで時間が戻ったみたいで

なんだか懐かしくて、久々に楽しかった。

…

～♪

～♪

久々の再会で話に花を咲かせていると

約束の時間の30分前を伝える携帯のアラーム。

ジミンさんとの約束の時間は

あっという間に近づいていて

『あ、時間だ。ごめん、ジョングク。

私、約束あるから行かなきゃ…』

緊張もほぐれて

明るい気持ちで会いにいけると思っていたんだけど………………

「待ってヌナ、」