L'ultima parola ～暗殺チーム～【短編集】 (ページ15)

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～星を見に行ってみよう～ページ15

暗殺チーム『星』

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イタリアでも有名な星空がよく見えるところにやってきた暗殺チーム御一行

『わぁあ！すっごーい！！』

子供のようにはしゃぐAをチームの各々は苦笑いしながら、それでも、少し嬉しそうにしている

「A〜。あんまり離れるなよ〜！」

『わかってるよ〜ジェラート！』

と、言いながらははは。と、笑いながら辺りを走り回っている

『みんなと出かけることなんて仕事以外なかったからね〜！！だからすごく楽しみにしてたの！』

無邪気な笑顔

9人、瀕死の重傷である

「出来れば二人っきりできたかったんだかなァ」

ポンポンとプロシュートがAの肩を叩く

『みんなできた方が賑やかで私はいいけどなぁ』

「……！そ、そうだな」

違うそうじゃないと心で叫ぶプロシュート

「ま。いつかオレがまた違うとこに連れてってやるよ」

キラリと輝く素敵な笑顔のホルマジオ

『ほんと！？やったー！』

「はっ。なんならオレがそこよりもっとすげー場所に連れて行ってやろうかA」

「なんだァ。張り合うのかテメェ」

「張り合う？オレの方がすげーに決まってんだろーが」

『イルーゾォ！ホルマジオ！喧嘩はしない！』

「ちっ」

「ああ」

この2人はいつもこうだし……

「A、ならオレももっと楽しいとこに連れてってあげるよ」

「オメーが言うと危険な言葉にしか聞こえねぇぞメローネ」

「ははっ。ひっどいなぁ」

「普段の行いだろーがッ！！」

メローネ、ギアッチョ、彼らもいつも通りだ

「…………………A、冷えるだろう。これを」

『！あぁ。Grazie！ソルベ！！』

「んじゃこのマフラーもやるよ」

『んんー！！じ、ジェラート……く、ぐるじぃ』

この2人も、なかなかの世話焼きで

「姉貴〜！！それじゃあ手袋も！」

「ペッシペッシ〜〜。分かってんじゃあねぇか」

『ありがとう！！』

「んじゃ、A……」

『なに？ぷろしゅ………むぅ！？』

その場にいる全員が固まった

「テメェのここ(唇)も温まったなァ」

『う、うん…………うん。』

顔が真っ赤だ

「A」

そこにそれまで黙っていたリゾットも参戦

『？』

「見ろ、流れ星だ」

彼の指さす方向を見る

『………！あった！りぞ………むぅ！？』

「チーム全員がこれからも共にあるように願った………」

『………』

語彙力が低下したようだ

それから、結局1人1人とキスを交したそうだ