〔喧嘩松〕今日から俺は君の犬 《カラ松》

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「お母さん、晩御飯ご馳走になってしまってすみません」

「いいのよ、子供はそんな事気にしちゃダメ」

「ありがとうございます」

７人で食卓を囲んだ
おかずが出てきてから争奪戦が繰り広げられてる

俺は人気のないサラダとご飯とお味噌汁をいただいている

たぶんこの戦いに巻き込まれたら死ぬ

「ちゃんと食べてるか？」

「カラ松くん、大丈夫だよ
お母さん料理得意なんだね」

「マミーの料理は最高さ」

そう言って唐揚げをとってご飯の上に乗せてくれた

「え、いいの？」

「ああ、食べてくれ」

「ありがとう、カラ松くん！」

「イチャイチャしてんじゃねぇーよカラ松」

「おそ松兄さん！」

賑やかな食事はとても楽しくてご飯もおいしく感じる
こんなに賑やかなら毎日楽しそうだな

「ねぇ、A〜
僕達全員のパシリにならない？そっちの方が皆で守れるよ
安全だと思うけどな、どう？」

「え、」

「トド松っ！」

いきなりの事に言葉につまるとカラ松くんがちゃぶ台を叩いた


「なに？カラ松兄さん
僕は皆で守ろうって言ってるだけだし
兄さん独り占め？Aの意見が最優先でしょ？」

皆の視線が集まる
カラ松くんの顔を見るといつもつり上がってる眉が垂れ下がっていた

「ごめんねトド松くん
俺、今はカラ松くんの犬だから
カラ松くんが首輪をはずすまでそっちにいけない」

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