〔喧嘩松〕今日から俺は君の犬 《カラ松》

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「あと、放課後俺たちの家にこい」

おそ松くんの言葉に頭は真っ白で
きっと酷い顔をしていると思う

「大丈夫だ、乱暴はしないから」

「カラ松くん、こんな事言うのおかしいかもしれないけど守ってね」

「任せておけ」

格好をつけて微笑んだカラ松くんはほんとに普通にかっこ良かった



―放課後―

松野家に参りました
正直もう帰りたい


「お邪魔します」

居間に入ると同じ顔がずらりと並んだ

「お帰りカラ松兄さん、おそ松兄さん、その子がメールで言ってた子」

「そうだトド松、今日からこいつカラ松の下僕だから」

「ど、どどどうぞよろしくお願いします
青柳 Aです」

「落ち着いてください！
おそ松、カラ松！なにやったんだよ」

「何もしてねぇーよチョロ松」

「ああ、もともと怖がりなんだ」

おそ松くんとカラ松くんがいうとチョロ松くんがため息をついた
あ、常識人だ

「良いか俺の立てた作戦はこうだ
手伝えよ〜弟達」

おそ松くんがびっくりするぐらい嫌な顔をした
俺はそっとカラ松くんの後ろに隠れた

でも大きな俺の体は綺麗に隠れない


「あんまり怖がらすなよ兄さん」


俺の中でカラ松くんの株がうなぎ登りであがってる

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