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今日は順番的にカラ松くんかな?

退院の手続きや準備を済ませて待つ
だけどカラ松くんは何時までたっても来なかった

忙しいんだよ、たぶん

夜ベッドに横になって考える


明日は土曜日だから家にいないといけないな
お母さん達に迷惑かけたこと謝らないと


――
カラ松視点

「なあ、お前さお見舞いかねぇの?」

おそ松兄さんが目の前に立っていう

「……行けるわけない
俺がAと仲良くなりたいと言ったばかりにアイツは怪我したんだ」

「別にお前がそれでいいなら良いけどさ
それで一松がAに手出したら暴れるわけ?」

「それは……」

「お前はアイツの何なの?
何に成りたいの?」

「……わからない」

「はぁーつまんねぇ奴
根性もない覚悟もない
甘ったれんのもいい加減にしろよ」


おそ松兄さんの言葉に開こうとした口が閉じた
何も言えなかった

それでも、俺は見舞いに行けない


もしも、またこんなことがあったら


アイツはまた自分の身も顧みず助けにくる


頬に垂れたあの血の暖かさがまだここに残ってる


忘れようと何度も顔を洗っても消えない


怖いんだ、アイツが傷付くのが

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作者名:金魚鉢 | 作者ホームページ:なし  
作成日時:2015年12月5日 22時

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