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午後になって学校も終わるころになるとノックが聞こえた
「どうぞ」
「……久しぶり」
「一松くんだよね？」
「そうだよ」
ベットの側の椅子に腰を下ろしてこっちを向いた
一松くんは口元をマスクで覆っていてどんな表情かわからない
「どうして助けに来たわけ？
へたれの癖にさ、偽善からなの」
「どうしてなんだろう……
でも、理屈とかじゃなくて勝手に体が動いたから」
「ふーん、僕みたいなクズも助けてくれるんだ？」
「一松くんはクズじゃないでしょ？
こうしてお見舞いに来てくれるし」
すると、一松くんはキヒッっと笑ってマスクをおろして
ベッドの上に上がって俺に覆い被さった
「バカじゃねぇの？
ナイフがお前の手を貫いた時、すげー興奮してたんだよね
カラ松と痕つけあったっていずれ消えるだけど、こんだけ深いとそうそう消えないだろ
もしかしたら一生残るかもなぁ」
そういえばあのナイフは一松くんの物だってトド松くん言ってたな
なんて呑気に考えてるみたいに見えるけど一松くんの言ってる事が半分も理解できない
一松くんは俺の事が嫌いでいつも刺したいと思ってて今回敵に刺されて
傷跡も残るからザマァってことでいいんだよね？
「ごめんね、俺そんなに気に触ることしたかな？
一松くんにそんなに嫌われてるなんて知らなくて」
「はぁ？
やっぱりバカ」
「え、ちょっ」
一松くんが俺の耳を舐めた
暑い舌の感覚にゾクッとする
「一松くん！！」
「誰かくるかもよ」
唇に人差し指を添えられ耳元でささやかれる
はっとして口を閉じる
「ちゅっ……好きだよ……A」
「うぅ……やめてょ……」
一松くんを押し返そうとグッと押すと手の傷が痛んで力が入らない
しばらくされるがままになっていると一松くんはスッと離れて扉へ向かった
「……ごめん」
「え、！？一松くん」
止める間もなく扉はパタンとしまった
湿っている耳を触って赤くなる
困った、一松くんは俺が女の子に見えるらしい
って違うよねわかってるよ！うん
いやいや！わかんないんだけど？
告白された！？一松くんに！？
俺たち男友達じゃなかったの
ああああ、もう一松くんにどんな顔して会ったら良いのさ
しかも皆似てるから嫌でも思い出しちゃうし
その日は、よく眠れませんでした
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金魚鉢 - カラ松girlさん» そう言っていただきありがとうございます！これからも頑張ります(￣^￣)ゞ (2016年7月18日 17時) (
レス) id: 6d9f0f14f2 (このIDを非表示/違反報告)
金魚鉢 - のり塩さん» 大丈夫ですよ！！私もなかなかここにこれてなかったので(*^^*)無理せずのんびりで大丈夫です！ (2016年7月18日 17時) (レス) id: 6d9f0f14f2 (このIDを非表示/違反報告)
カラ松girl - めっちゃ良かったです最後泣きましたｗ感動感激すごく良かったですこれからも頑張ってください!! (2016年5月7日 3時) (レス) id: 2421221243 (このIDを非表示/違反報告)
のり塩 - 金魚鉢さん» うわぁぁぁぁぁぁすみません！イラストあげれてなくて；；；入学式終わって、安心してて、本当はもう出来上がってたんですけど、ちょっとデ―タ―が飛んで無くなってしまって；；；本当にすみません；；書き直しています；； (2016年5月6日 23時) (レス) id: 4d63fc67a3 (このIDを非表示/違反報告)
金魚鉢 - いえいえ！私も忙しくてなかなか更新できてないので申し訳ないです( ；∀；) (2016年2月9日 22時) (レス) id: cd046bede1 (このIDを非表示/違反報告)
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