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022 ページ26

目を開けると白い天井と白い壁それから薬品の香り
あれから、どうなったのかわからない

確かカラ松くんのほっぺを汚してしまって

そこからおぼろげな記憶しかないが要するに病院にいるらしい


「あら、青柳さん目が覚めましたか?
運ばれてきてから1日寝てましたよ
頭部を少し切ってたのと手の傷は縫ってありますから
ナイフが貫通してたんですよ」

「そうなんですか……
ありがとうございます」

「入院は一週間だから」

「はい、わかりました」

看護師さんはウィンクして部屋から出ていった
服は用意されていて母さんが持ってきてくれたのかななんて思う
世間体をとても気にする人だから怒られてしまうな


ため息をついているとノック音が聞こえた



「どうぞ」


「A!!起きてたの」


「トド松くん?」


「う、うん怪我どうなの?」


「痛いけど平気だよ、トド松くんは?」


「僕なんてAに比べたら全然大したことないよ」


トド松くんはベットの側に腰かけていきなり頭を下げた


「ごめん!!あいつらにAの連絡先教えてって言われてばらしたの僕なんだ……十四松兄さんが指を落とされそうになって……もう、僕……どうしていいかっわかんなくてっ」

ポロポロと涙を流しているトド松くんの頭を撫でる
包帯を巻かれた手が少し痛んだけど大丈夫


「あのときトド松くんが言わなかったら俺は皆のこと助けられなかったんでしょ?だったら俺トド松くんに連絡先教えてて良かったって思うよ、辛い思いさせてごめんねトド松くん」

そこからは圧し殺したような泣き声が聞こえてきた
どうしていいかわからずにベットの方へ抱き寄せると
ポスンと胸におさまった

そういえば前もこんな事があったな
なんて思っていると目を赤くしたトド松くんが顔を近づけた


「ねぇ、A……目閉じて」

023→←小話〜読まなくてもOK〜



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金魚鉢 - カラ松girlさん» そう言っていただきありがとうございます!これからも頑張ります( ̄^ ̄)ゞ (2016年7月18日 17時) (レス) id: 6d9f0f14f2 (このIDを非表示/違反報告)
金魚鉢 - のり塩さん» 大丈夫ですよ!!私もなかなかここにこれてなかったので(*^^*)無理せずのんびりで大丈夫です! (2016年7月18日 17時) (レス) id: 6d9f0f14f2 (このIDを非表示/違反報告)
カラ松girl - めっちゃ良かったです最後泣きましたw感動感激すごく良かったですこれからも頑張ってください!! (2016年5月7日 3時) (レス) id: 2421221243 (このIDを非表示/違反報告)
のり塩 - 金魚鉢さん» うわぁぁぁぁぁぁすみません!イラストあげれてなくて;;;入学式終わって、安心してて、本当はもう出来上がってたんですけど、ちょっとデ―タ―が飛んで無くなってしまって;;;本当にすみません;;書き直しています;; (2016年5月6日 23時) (レス) id: 4d63fc67a3 (このIDを非表示/違反報告)
金魚鉢 - いえいえ!私も忙しくてなかなか更新できてないので申し訳ないです( ;∀;) (2016年2月9日 22時) (レス) id: cd046bede1 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:金魚鉢 | 作者ホームページ:なし  
作成日時:2015年12月5日 22時

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