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カラ松くんに連れられて空き教室にはいる
そこは資料室として使われていて少しほこりっぽい

「カラ松くんどうしたの?」

「お前は、俺の犬だよな……」

「うん、そうだね」

昨日そういった事を思い出して
返事をする

「気安く体を触らせるな」

「わかったよ
印でもつけとく?カラ松くんの物って」

ほんの少し冗談でほのめかすと
なるほど……といってうなずいた

「少ししゃがめ」

「あ、うん」

首にカラ松くんが顔を埋めて吸い付いた
カラ松くんのさらさらの髪がくすぐったい

「んっ、はぁ、きれいについたな」

「冗談で言ったんだけどね…」

「そ、そうだったのか!?
嫌じゃなかったか?」

「大丈夫だよ」

そっ、そうか

そう言ってカラ松くんは口を開けたり閉じたりしている
何か言いたい事があるけどそれを言えないみたいだった

「どうしたの?カラ松くん」


「……Aも付けるか?俺に……」

真っ赤になりながらうつむく
今までたぶん頭に血がのぼっていたんだと思う
だからあんなにぐいぐいきたんだろうな

「付けてほしいの?」

「そ、それは……その、いや、でも」

「言ってくれないとわかんないな〜」

頬をつつきながらちゃかすと赤い頬がさらに赤くなる

「付けて…ほしい……」

俺より小さいカラ松くんに少し屈むようになりながら首に吸い付く
ビクッと体を跳ねさせたカラ松くんの背中を撫でる

「ん、あと付いたね
これでいい?」

「ああ」

「じゃあ教室戻ろうか?」

「一時間目だけここでサボらないか」

「わかった、じゃあ一時間目だけね」


今日のカラ松くんは甘えん坊だな
まあ、知り合って数日も立ってないんだけどね

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金魚鉢 - カラ松girlさん» そう言っていただきありがとうございます!これからも頑張ります( ̄^ ̄)ゞ (2016年7月18日 17時) (レス) id: 6d9f0f14f2 (このIDを非表示/違反報告)
金魚鉢 - のり塩さん» 大丈夫ですよ!!私もなかなかここにこれてなかったので(*^^*)無理せずのんびりで大丈夫です! (2016年7月18日 17時) (レス) id: 6d9f0f14f2 (このIDを非表示/違反報告)
カラ松girl - めっちゃ良かったです最後泣きましたw感動感激すごく良かったですこれからも頑張ってください!! (2016年5月7日 3時) (レス) id: 2421221243 (このIDを非表示/違反報告)
のり塩 - 金魚鉢さん» うわぁぁぁぁぁぁすみません!イラストあげれてなくて;;;入学式終わって、安心してて、本当はもう出来上がってたんですけど、ちょっとデ―タ―が飛んで無くなってしまって;;;本当にすみません;;書き直しています;; (2016年5月6日 23時) (レス) id: 4d63fc67a3 (このIDを非表示/違反報告)
金魚鉢 - いえいえ!私も忙しくてなかなか更新できてないので申し訳ないです( ;∀;) (2016年2月9日 22時) (レス) id: cd046bede1 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:金魚鉢 | 作者ホームページ:なし  
作成日時:2015年12月5日 22時

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