〔喧嘩松〕今日から俺は君の犬 《カラ松》

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カラ松視点


Aが帰ってから数時間立って
俺たちはいま寝室にいる

「いやーカラ松くん良かったねぇ〜
まぁ、俺のお陰ってやつ？」

おそ松兄さんが肩をくんでにやりと笑った

Aには口が裂けても言えないが全部兄さんが仕組んだ事だった
ジュースを持ったAにわざとぶつかり俺に掛けた

「どうして兄さんのお陰なのさ？」

「チョロ松、カラ松はな〜Aに片想い中なわけ
で、俺が恋のキューピッドとして二人を繋いでやったんだ」



「あぁ、だからカラ松兄さんあの時泣いたんだ
愛の告白に聞こえちゃった？」


トド松がにやにやと笑ってる
クソッどうして兄さんはバラすんだ

しかし、本当の事なので何も言えない


「で、どこが好きなの？」

「どこって……全部かな」

「恋は盲目だね〜
まぁ、Aは男女構わず人気だよね
あのルックスだしね」

「そ、そうなのか！？」

「そうだよ〜彼女いたりして！」

トド松がそういった瞬間サッと血の気が引いた
思えば俺は男だし、可愛い女の子と比べられたら間違いなく選んでもらえない

しかも、今日はカッコ悪かった


「はぁー皆もうねるよ！
カラ松兄さんも落ち込んでないでさっさと寝よ」

チョロ松の声に皆布団に入る
Aに抱き締められた時の事を思い出すと顔が火照った

ほんとカッコ悪いけどそれだけアイツが好きなんだ

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