〔喧嘩松〕今日から俺は君の犬 《カラ松》

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「だから、いまは俺はカラ松くんだけの犬だよ」

「うわ〜なにそれ！二人で寝室で何してたのかなぁ？」

「何もしてないよおそ松くん」

「てか、クソ松なに泣いてんの？」

一松くんの指摘にそっちを見るとカラ松くんが泣いていた
えぇぇええ…

嫌だったのかな？

まぁ男から言われたらキモイよね…

「ご、ごめんね！カラ松くん嫌だった？」

「ちがっ……うぅうっ」

どうしよう？嫌だった訳では無さそうだけど

皆ガン無視でご飯食べてるし
慰めるってどうやるんだっけ？

わかんないんだけど！
どうしていいかわからずに
隣に座っていたカラ松くんを抱き締めて頭を撫でる

カラ松くんがギュッと服をつかんで泣き続ける

「どうしたらいい？おそ松くん」


「ん？家の外に捨てにいくか？」


「もっと優しくしてあげて！」

「ごめんね、ほら、兄さん困ってる」

チョロ松くんが揺するとカラ松くんが離れた
隣からぬれたタオルが渡された

「服、クソ松のせいで汚れたでしょ」

「ありがとう一松くん」

「別に」

「ねぇA！泊まろうよー」


「ごめんね、十四松くん
俺、家に帰んないと家族待ってるし」

「そっかー」

「また、明日学校であえるよ」

「そうだね！」

食べ終わった食器を片付けて荷物を持って松野家をでる
最後にカラ松くんが真っ赤な目で服汚してごめんと言ってきた

「大丈夫だよ、俺もカラ松くんの服汚してるから
それじゃあ、お邪魔しました
また明日」

また明日なんて言うのこの学校に入ってからはじめてだった

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