7. ページ7
「じゃあ、いってきまーす。」
慎「いってらー。」
慎太郎達に手を振り歩き出した。
安「お前さ、なんでずっと岸くん呼びな訳?」
「え、何いきなり笑」
安「いや、あいつが前話してたの思い出したのよ。」
「ほら、神宮寺の勇太先輩のこと中学から知ってるから
優太って呼びにくいし、
岸って呼ぶのは可愛くないってだけだよ?」
そんなこと気にしてたんだ。
後でいじってやろう笑
「そういえば、顕嵐も風磨のことくん付けだよね。」
安「あー、そういえばそうだな。
って、あれ北斗の車じゃね?」
「本当だー。
あ、」
安「うわ、まじかよ、」
目の前を通り過ぎたのは確かに北斗先生で、
隣には彼女だろう女の人を乗せていた。
隣のやっさんは必死に言葉を探してるみたいだ。
安「あー、いや綺麗な人だったな。」
「ほんとね。もう最近本当についてない。
私なんか悪いことしたっけ。」
安「もしかして案外落ち込んでない感じ?」
「なんかね、ちょっとすっきりしたかも。」
もちろん悲しいっていうかマイナスな気持ちもあるんだけど、
それよりもちゃんと諦めなきゃいけない理由ができたことに
安心している自分がいる。
軽い気持ちで好きになった訳じゃなかったのに、楽しかったはずなのに
自分の中で恋心が重荷になっていたんだろうか。
217人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「松村北斗」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
れあ(プロフ) - いつも楽しく読ませて頂いています!2番でお願いします! (2018年2月1日 17時) (レス) id: 2edd1e2bde (このIDを非表示/違反報告)
ふまりん(プロフ) - 2がいいです! (2018年2月1日 15時) (レス) id: 1ba6aa0a47 (このIDを非表示/違反報告)
ゆい(プロフ) - 2がいいです! (2018年1月31日 4時) (レス) id: e6fbf6e429 (このIDを非表示/違反報告)
PIPU - 完結おめでとうございます、!ぜひ小話読みたいです>< (2018年1月30日 1時) (レス) id: 3921d9a7a6 (このIDを非表示/違反報告)
szk(プロフ) - この作品大好きです! いつも楽しみに読んでました!! アンケート2番で樹目線のが見たいです!! (2018年1月29日 23時) (レス) id: d99c1a5cdd (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:みん | 作成日時:2017年8月15日 23時