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「じゃあ、いってきまーす。」


慎「いってらー。」


慎太郎達に手を振り歩き出した。


安「お前さ、なんでずっと岸くん呼びな訳?」


「え、何いきなり笑」


安「いや、あいつが前話してたの思い出したのよ。」


「ほら、神宮寺の勇太先輩のこと中学から知ってるから

優太って呼びにくいし、

岸って呼ぶのは可愛くないってだけだよ?」


そんなこと気にしてたんだ。


後でいじってやろう笑


「そういえば、顕嵐も風磨のことくん付けだよね。」


安「あー、そういえばそうだな。

って、あれ北斗の車じゃね?」


「本当だー。

あ、」


安「うわ、まじかよ、」


目の前を通り過ぎたのは確かに北斗先生で、


隣には彼女だろう女の人を乗せていた。


隣のやっさんは必死に言葉を探してるみたいだ。


安「あー、いや綺麗な人だったな。」


「ほんとね。もう最近本当についてない。

私なんか悪いことしたっけ。」


安「もしかして案外落ち込んでない感じ?」


「なんかね、ちょっとすっきりしたかも。」


もちろん悲しいっていうかマイナスな気持ちもあるんだけど、


それよりもちゃんと諦めなきゃいけない理由ができたことに


安心している自分がいる。


軽い気持ちで好きになった訳じゃなかったのに、楽しかったはずなのに


自分の中で恋心が重荷になっていたんだろうか。

8.→←6.



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れあ(プロフ) - いつも楽しく読ませて頂いています!2番でお願いします! (2018年2月1日 17時) (レス) id: 2edd1e2bde (このIDを非表示/違反報告)
ふまりん(プロフ) - 2がいいです! (2018年2月1日 15時) (レス) id: 1ba6aa0a47 (このIDを非表示/違反報告)
ゆい(プロフ) - 2がいいです! (2018年1月31日 4時) (レス) id: e6fbf6e429 (このIDを非表示/違反報告)
PIPU - 完結おめでとうございます、!ぜひ小話読みたいです>< (2018年1月30日 1時) (レス) id: 3921d9a7a6 (このIDを非表示/違反報告)
szk(プロフ) - この作品大好きです! いつも楽しみに読んでました!! アンケート2番で樹目線のが見たいです!! (2018年1月29日 23時) (レス) id: d99c1a5cdd (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:みん | 作成日時:2017年8月15日 23時

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