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風「あー食った。流石にもう食べらんないくらいには食った。」


母「ごめんね、片付けの手伝いさせちゃって。」


岸「いや、大丈夫っす!

おばさん1人に任せるわけいかないっすから!」


こういう岸くんの優しさとかが垣間見えた時いつも思うんだけど、


顔もいいし、性格もいいのに中々彼女と上手くいかないのはどうしてだろう笑。


まぁ、半分以上は私のせいだっていうのはわかってるんだけど。


阿「じゃあ、俺らいくね。おやすみ。」


樹「風呂空いたらLINEでよろしくな。」


「了ー解。また後でね。」


手を振ってみんなを見送っていると、やっさんだけがこっちに戻ってきた。


「あれ、どうしたの?」


安「どーしても夕方の話が気になって眠れそうになくてさ。」


夕方、といえば樹の話だろうか。


母「お母さんもう家入ってるわね。

おやすみ、謙太郎くん。」


安「おやすみなさーい。」


お母さんニヤニヤしてたから完全になにか勘違いしてる。


安「で、本当に樹が気になってんだな?」


やっさん越しに風磨と楽しそうに笑ってる樹が見える。


「そうだよ。」


改めて言うのは照れ臭いけど。


安「あぁーそっか!いや、よかった。

樹なら許すわ。」


「何そんなお父さんみたいなこと言っちゃって笑。」


安「失礼な奴だな笑。

じゃあ、詳しい話はまた今度顕嵐も一緒にな。」


「そうだね、おやすみー。」


安「おう、おやすみ。」


やっぱり自分の中だけで考えてた時と、言葉にした後じゃ気持ちが違う。


きっとずっと前から樹が好きだったんだと思う。


関係を変えるのが怖くて、北斗先生しか見ないようにしてただけだったのかもしれない。

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れあ(プロフ) - いつも楽しく読ませて頂いています!2番でお願いします! (2018年2月1日 17時) (レス) id: 2edd1e2bde (このIDを非表示/違反報告)
ふまりん(プロフ) - 2がいいです! (2018年2月1日 15時) (レス) id: 1ba6aa0a47 (このIDを非表示/違反報告)
ゆい(プロフ) - 2がいいです! (2018年1月31日 4時) (レス) id: e6fbf6e429 (このIDを非表示/違反報告)
PIPU - 完結おめでとうございます、!ぜひ小話読みたいです>< (2018年1月30日 1時) (レス) id: 3921d9a7a6 (このIDを非表示/違反報告)
szk(プロフ) - この作品大好きです! いつも楽しみに読んでました!! アンケート2番で樹目線のが見たいです!! (2018年1月29日 23時) (レス) id: d99c1a5cdd (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:みん | 作成日時:2017年8月15日 23時

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