始末屋SixTONES～Ⅳ～ (ページ19)

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風「おすおす、おつかれ〜。」

てっきり樹あたりが迎えにきてくれるだろうと予想していたのに、迎えにきてくれた車には風磨さんが乗っていた。

ジ「お疲れ！なに、仕事のついでとか？」

風「樹がどうしてもっていうからしょうがなくよ？来てあげたのよ。」

ジェシーと風磨さんが楽しそうに話しているのに加わりたいけれど、思っていたよりも疲れていたらしい。

座ってしまったらもう体が重くて動いてくれない。

身につけているアクセサリーすら重く感じてのろのろと外してバックの中にしまった。

風「そういえばお嬢、今日初仕事どうだった？」

『つかれました、お腹もすいたし、もう動けません、』

？「初仕事なんてそんなものだよね。怪我せず終えられたなら立派だよ。」

声をかけられて初めて助手席に人が乗っていることに気がついた。

車の中は夜だから暗いし、まず疲れて気にする暇がなかった。

風「Aちゃんは初対面でしょ。これうちの店長。」

健「初めまして。SexyZoneの店長、中島健人です。」

暗い車内でその人自身が発光しているんじゃないかってぐらいのまばゆいオーラに圧倒されて挨拶がぎこちなくなってしまったのは仕方がないと思う。