頑張る！ ページ4
*
オッパの手が、あたしの小さな胸を包んで。
その柔らかなタッチが気持ち良くて……
時々チクっと吸い上げられるそこが、背中に強い疼きを走らせる。
「ん、ぁ、んん…」
「A……声出して」
やだ、恥ずかしいよ……。
抑えても抑えても、自分から出る声が恥ずかしくて。
「ねえ、A…声、聞かせて」
必死で口を結んで耐えるけど、胸の先を口に含んだままのオッパが喋るから。
それさえ刺激されて身体が反応してしまう。
「やだ、オッパ……(泣)」
泣き出しちゃったあたしにびっくりして。
慌てて戻ってきたオッパが優しく覗き込む。
「ごめん、そんなに嫌だった？」
「だって…(泣)」
「ん？ちゃんと言って？」
「だって、おかしくなりそうで……こんなの知らない…」
初めてなのに、こんな風になるなんて。
あたしきっと、おかしいんだ。
「え…？」
「背中がムズムズして……頭の中がグチャグチャになって…
どうしていいかわかんなくなるんだもん」
「あは、A」
オッパが、突然ぎゅーってあたしを抱き締めた。
「オッパ…？」
「A、それって全然おかしいことじゃないよ」
「そうなの？」
「うん、全然。
好きな人と、こういうことすると、誰でもそうなるし
それは全然恥ずかしいことじゃないんだ。だからさ」
「だから？」
「Aは全部、思うままに感じて？声も我慢しなくていいの。アラッチ？」
なんか、わかったようなわからないような…
だけど………
「ん……頑張ってみる」
「あは、頑張るって(笑)」
「え？あたし、変なこと言った？」
「ううん、言ってない。頑張って？俺も頑張ってAを感じさせてあげる」
「え？や、あ、ん」
また、オッパがスッといなくなって。
今度は胸の上をオッパの柔らかい髪が滑って下へ下へ降りて行く。
「や、オッパ？何、ぁっ」
お臍のあたりに感じる、オッパの唇に驚く。
「シッ、ソンムルはジッとしてて」
まだソンムルごっこしてる……(汗)
お臍の周り、ちゅ、ちゅ、と唇が触れるたびに身体が跳ねて。
いつの間にかスキニーも下着も全部、脱がされてた。
「オッパ…ん、ぁ……」
腰から腿に、オッパの手のひらが滑って優しく撫でる。
その動きにお腹の下の方がぎゅうってなって……
身体の真ん中がズキズキして苦しい。
やだ、なんか……
おかしいよ、オッパ。どうすれば…
『思うままに感じて？』
うん……あたし、頑張る←
*
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 533人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を含むプレイリスト 
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
空雫(プロフ) - 初めまして。さくらこさんの書かれるドンへも他のメンバーのお話も大好きです。続きが気になるのですが、パスワードを教えていただくことは可能でしょうか？宜しくお願いします。 (2018年5月26日 9時) (
レス) id: 0801b41e0f (このIDを非表示/違反報告)
ヨッシー(プロフ) - こんばんはいつもさくらこさんの小説読ませていただいてます。他サイトもいってみたのですが、パスワードがわからなくて閲覧できませんでした。パスワード教えていただけますか？ (2015年6月8日 0時) (レス) id: 3a128bea2c (このIDを非表示/違反報告)
toto0417(プロフ) - さくらこさん、ｱﾝﾆｮﾝ。私も今は切ないです。でもさくらこさんのお話しを読んで待ち続けることができるかな。お話し楽しみにしてますね。 (2015年5月14日 8時) (レス) id: 3b0a8c873c (このIDを非表示/違反報告)
さくらこ(プロフ) - megumeguさん» megumeguさん、コメントありがとうございます！結構最後はアホなとこも出してみたんですが、私もアホなとこも大好きですw (2014年3月23日 23時) (レス) id: fdaddc2cfc (このIDを非表示/違反報告)
megumegu - アホなドンへが好きだけどアホじゃないドンへゎ新鮮でいいなとおもいました。面白かったです。 (2014年3月23日 22時) (レス) id: e00404540f (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：さくらこ
| 作者ホームページ：http://id41.fm-p.jp/390/cherryhae15/
作成日時：2014年1月13日 15時
