BAR Masquerade

Masquerade5 ページ7

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「ねぇ、いつになったらVIPいけるの？」



「さぁ、いつだろうねー」





「えー、なんか今日冷たくなぁい？」ｷﾞｭｯ




「そお？」ｽｯ





「ほらぁ！なんで腕解くのぉ？」




「なんでって、、」


「お客様_____お時間です」



「いやっ！延長する！」



「恐れ入りますがお客様はVIPではございませんので延長は出来ません」






「にゃは、ボーイに言われてるぞー！帰りな？」



「いやっ！、いやだって！！！ﾐﾅﾄっ、、、！」




ﾊﾞﾀﾝｯ



「ふぅーっ、アニキあの子気を付けた方がいいっすよ」



「んぁー、まぁね。出禁にしたいんやけどターゲットな以上は仕方ないやろ」


「、、ならVIP入れた方が手っ取り早くないですか？」


「ﾊﾙ___物事には順序ってもんがあるんよ」


「その順序を決めるのは私達なんですけどねﾌﾜさん」



「あっ、社長とﾏﾕ！」




🏢「皆さんを集めてください____」




ゾロゾロと集まってきた人々



その中に一人___最近入ってきたばっかりの男

ﾊﾙ___と呼ばれていた男


この男は定期的に開かれる会議に参加するのが初めてである。


いつもはふざけたような連中ではあるが会議となれば話は別


普段はガヤガヤとしているこのBARがこんなにも静かだなんてﾊﾙはこの空気に圧倒されている


最近やっとみんなの性格が分かってきて、

尚且つ自分は出しゃばるタイプではないので
自分の教育係としてイロイロ教えてくれるアニキにピクミンみたいにずっとくっついていた



ﾊﾞﾝｯ___勢いよく開かれた扉






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